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実験動物慰霊式行われる-東松山キャンパス

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慰霊の辞を述べる浅野副学長

2019年9月24日に東松山キャンパス5号館Mホールにおいて、実験動物慰霊式が執り行われた。この実験動物慰霊式は、研究・教育に貢献してきた実験動物に対する供養と感謝の念をささげるものであり、動物実験委員会の所管により執り行われた。本年度は教職員及び学生約90名が参列した。

 

はじめに、浅野善治副学長より、「動物愛護の精神に基づいて、実験動物に対する思いやりを持つことは非常に大切なことである。犠牲となった動物の御霊が安らかならんことを願う。」と慰霊の辞が読み上げられ、蕪木智子動物実験委員会委員長(健康科学科准教授)より、「動物実験の原則を遵守するとともに、犠牲になった動物たちに報いるための教育・研究成果を生み出しているか常に自問する必要がある。本学において教育研究の進歩のために犠牲となった動物の御霊に感謝の念をささげたい」との弔辞が奉呈された。

 

その後参加者全員による黙祷と献花により、動物たちへ感謝の意を捧げた。続いて、動物実験委員会外部委員の鈴木政登先生(東京慈恵医科大学客員教授)より、「実験動物の貴重な生命が、人の病気の発症メカニズムの解明や予防・治療法開発に供せられ、今日のわれわれの健康は犠牲になった多くの被験動物の上に成り立っていることを再認識し、深甚なる感謝の意を表すとともに実験動物の尊い生命を無駄にしないことを誓う」との挨拶。最後に、鈴木明スポーツ・健康科学部長から、「動物実験を主体的に行う学部を代表して動物の御霊に感謝と敬意を表したい」との挨拶があり、閉会となった。