岡倉天心の旅路(10)

[ 講座概要 ]
天心をめぐる人々
岡倉天心は五十年間の人生の半分を国内外(奈良、京都、欧米、中国、インドなど)の旅で過ごし、多くの出会いをもち、他者から学ぶとともに、自己も日本文化を発信しました。
今回は東大時代におけるフェノロサ門下での牧野伸顯、嘉納治五郎、坪内逍遥、もちろんフェノロサ、モース、ビゲロウらとの出会いについて1876~90年を中心に検討します。
配付資料の他、2013年に刊行した『岡倉天心 思想と行動』、『曾祖父覚三 岡倉天心の実像』が主な参考文献となります。また天心は1902年10月に渋沢栄一とシンガポール―横浜間の船旅で親しく交流し、渋沢の長女の夫穂積陳重とは1904年にセントルイスで講演をしています。
講座コード | 講座回数 | 定 員 | 受講料 (一般) |
受講料 (本学学生) |
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003 | 全3回 | 15名 | 5,500円 | 4,500 円 |
講 座 名 | 講 師 | 日 程 |
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岡倉天心の旅路(10) 天心をめぐる人々 |
岡倉 登志 | 水曜日 10:30~12:00 10月13日、27日 11月10日 |
岡倉 登志
大東文化大学名誉教授
横山大観記念館評議員
明治大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学 修士(文学)。専門はアフリカ(政治史)、帝国主義時代(明治時代)。著書に『二つの黒人帝国(新しい世界史6)』他。岡倉天心研究会(鵬の会)代表等で活動中。