『百人一首』をよむ
講座内容
『百人一首』は、歌仙和歌・歌仙絵とその書のコラボレーション、絵と書と文学の総合芸術です。
わずか三十一文字の和歌は高度な文学表現を達成しており、そこには日本古来の文化と歌人の人生が投影されています。肖像画である歌仙絵には、歌人のキャラクター・イメージが表現されています。ことばの歴史を繙きながら、和歌を一首ずつ、ていねいに読み解いていきましょう。和歌の解釈は、年齢を重ねるにつれ、より深まってゆくものです。今だからこそわかる、名歌のもつ深い意味をごいっしょに読み解いてまいりましょう。
テキスト
『なぞり書き百人一首』 藏中しのぶ監修・髙城弘一書 東京書店1,320 円(税込)
※テキストをお持ちでない方には講座初回に教室で販売いたします。
- 講座番号(会場)
- 004(大東文化会館)
- 回数
- 全3回
- 曜日・時間
- 金曜日 13:00-14:30
- 期間
- 10月25日(金)~11月22日(金)
- 日程詳細
- 10/25
11/8・22 - 定員
- 30名
- 受講料
- 6,000円(学生受講料 4,800円)
受付終了
講師紹介
- 藏中 しのぶ(くらなか しのぶ)
- 大東文化大学外国語学部教授
- 奈良女子大学大学院文学研究科国語国文学専攻修士課程修了、人間文化研究科比較文化学専攻博士後期課程修了 博士(文学)。専門は日本文学・日中比較文学。著書に『奈良朝漢詩文の比較文学的研究』編著に『茶譜注釈』巻一~十三、『古代の文化圏とネットワーク』、他。上代文学会賞・上野五月賞受賞。