散らしを楽しむ 2
中務集からの展開
講座内容
かなの創作力を養うには古典を臨書とその展開作品を作ることです。本講座では指定された中務集の一首を決められた大きさの台紙に散らして帖り込み、それをもとにした半懐紙作品をつくります。
- 1. あらかじめ自宅で書いてきた作品(A)を見ながら高木が参考作品(B)を書きます。受講生全員分の参考作品を書きあげたあと、(A)(B)を並べて映像に写し解説をします。
- 2. 高木が参考作品を書いている間、受講生ははさみとのりで次回の古典展開資料をつくり、鉛筆で草稿をつくります。
- 3. 前回の高木の参考作品を手本として書いた作品は高木の参考作品と並べて壁に帖り、一点一点批評します
以上のような流れで進めていきます。
対 象
仮名の学習経験があり、創作に興味のある方
テキスト
レジュメを配付します。
持ち物
筆記用具(鉛筆、消しゴム)、はさみ、のり、セロテープ、大学ノート(無地が望ましい)
- 講座番号(会場)
- 021(大東文化会館)
- 回数
- 全6回
- 曜日・時間
- 水曜日 12:00-13:30
- 期間
- 11月13日(水)~12月18日(水)
- 日程詳細
- 11/13・20・27
12/4・11・18 - 定員
- 20名
- 受講料
- 18,000円(学生受講料 14,400円)
受付終了
講師紹介
- 高木 厚人(たかぎ あつひと)
- 日展会員
大東文化大学名誉教授 - 京都大学文学部卒業。専門はかな書道。著書に『おとなの手習い 大字かな入門』他。内閣総理大臣賞(日展)受賞。日展、現代書道二十人展等を中心に作品発表等で活動中。