書を深める書の学
講座内容
古典の臨書や観察、また中国における書の在り方などについて、理解を深めていただこうと設けた講座で、今期の内容は以下のとおりです。
【古典再考】「石鼓文」の最旧拓本として習われてきた著名な三本の重大な問題について、具体的に述べます。
【書人環境】中国の能書であった文人は、代筆と無縁ではありません。その一端を「得意な書では催促を受けない(能事不能相促迫)」をキーワードにお話しします。
【書の伝統的芸術論】中国では能書の知識人たちが書に対する思索を積み重ねてきました。その一端を読み解きながら、書の芸術性や学書方法、古典評価などに関して説明します。
テキスト
私製プリントを配付します。
- 講座番号(会場)
- 110(東松山キャンパス)
- 回数
- 全3回
- 曜日・時間
- 水曜日 10:55-12:25
- 期間
- 10月9日(水)~23日(水)
- 日程詳細
- 10/9・16・23
- 定員
- 30名
- 受講料
- 6,000円(学生受講料 4,800円)
受付終了
講師紹介
- 澤田 雅弘(さわだ まさひろ)
- 大東文化大学文学部書道学科教授
- 大東文化大学人文科学研究所所長等で活動中。