古代武蔵国の渡来文化
~高麗郡・新羅郡誕生の謎に迫る~
講座内容
本学東松山キャンパスにほど近い埼玉県日高市や飯能市を中心とする一帯は、今から1300年前の奈良時代には、武蔵国高麗(こま)郡と呼ばれていました。また、同じく板橋キャンパスにほど近い埼玉県和光市・朝霞市・新座市・志木市一帯は、武蔵国新羅(しらぎ)郡と呼ばれていました。それぞれ、古代の朝鮮半島に実在した高句麗(こうくり)や新羅といった外国の国名を郡の名前としているのは何故でしょうか?
今回の講座では、この高麗郡・新羅郡誕生の謎はもとより、古代武蔵国の歴史を考える上で欠かすことの出来ない渡来文化の問題に文献史学と考古学の最新の研究成果を踏まえて迫ります。
この講座は、2024年春期に配信したオンデマンド講座です。
- 講座番号(会場)
- 403(オンライン)
- 時間
- 90分
- 配信期間
- 11月1日(金)正午~11月30日(土)正午
- メール通知
- 10月下旬 動画視聴用URLを送ります。
- 受講料
- 無料
受付終了
講師紹介
- 宮瀧 交二(みやたき こうじ)
- 大東文化大学文学部歴史文化学科教授
図書館長 - 立教大学大学院文学研究科博士後期課程史学専攻(日本史専修)博士予備論文提出退学。博士(学術)[新潟大学大学院現代社会文化研究科]。専門は日本古代史、博物館学、観光歴史学。著書に『岡倉天心 思想と行動』[共著]他。(公社)日本博物館協会 平成25年度棚橋賞受賞。歴史科学協議会『歴史評論』編集長等で活動中。