大東大 2022秋期オープンカレッジ
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主催:大東文化大学東洋研究所講 義 概 要日程・テーマ・講師11月10日(木)13:00~15:00東洋研究所 専任研究員教授 小こばやし林 春はるき樹11月17日(木)13:00~15:00東洋研究所 兼担研究員国際関係学部国際文化学科教授 田たなべ辺 清きよし11月24日(木)13:00~15:00中国には神話時代から20世紀の清王朝に至るまで歴代王朝の歴史書(「正史」)が存在しており、正史の先駆けとなったのは『史記』と『漢書』[前漢王朝(前202〜後8)の歴史書]であると考えられています。本講座ではとくに『漢書』と、そこに示された正史の特色を中心として、中国の歴史学と歴史書とは如何なるものであるかをお話ししたいと思います。 「万能の人」と呼ばれているイタリア・ルネサンス期の巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)の116冊以上に及ぶ「蔵書リスト」(『マドリッド手稿』Ⅱ他)からはプリニウスの『博物誌』を始めとする古典古代の書物が散見され、美術家のみならず哲学者・科学者としての実像が垣間見える。近年の研究に拠れば古代ローマの詩人・哲学者ルクレーティウスの自然観が《岩窟の聖母》等のレオナルドの絵画作品にも反映されているという。 講師は予てからレオナルド絵画の東方・東洋的な描写について考察しており本講義ではレオナルドの蔵書から、その絵画や素描の制作背景を検討していきたい。 現在、中国とロシアの盟友関係は軍事、経済を中心に強固になりつつあり、プーチン大統領は習近平主席にさまざまな支援を求めている。それとは反対に、アメリカ、ヨーロッパの北大西洋条約機構(NATO)を大敵のように言っている。なぜなら旧ソ連を崩壊させた要因を欧米西側諸国の陰謀としているからだ。しかし、旧ソ連崩壊の起因は1950年代〜60年代の中ソ対立から、中ソ国境紛争にあったのではないか。現代史の視点から中ロ関係の実相に迫りたい。─ 30 ─学内イベント情報■会  場:大東文化会館 3階 K-302研修室■交  通:東武東上線『東武練馬駅』下車徒歩3分■受 講 料:無 料■定  員:15名(先着順)■受付期間:10月17日(月)~21日(金)      なお、定員になり次第締め切りといたします。      上記期間以前の受付はいたしません。■申込方法:以下の項目を明示の上、メールのみにて受付      いたします。      1. 受講希望回、日程        (複数の申込みが可能です)      2. 郵便番号      3. 住所      4. 電話番号      5. 氏名(フリガナ)      6. 性別      7. 年齢■申 込 先: tokenji@ic.daito.ac.jp■注意事項:⃝受付は先着順とさせていただきます。定員を超過した場合は、やむを得ずお断りのご連絡を差し上げることになります。あらかじめご了承ください。⃝駐車・駐輪はできません。お車、バイク、自転車【問合せ先】大東文化大学 東洋研究所        TEL: 03-5399-7351※新型コロナウィルス感染状況次第では、開催の中止や日程変更等の事態が生じる可能性があります。講座の中止や変更等が発生した場合、東洋研究所ホームページにてお知らせいたします。でのご来場はご遠慮ください。「東洋研究所秋の公開講座」11月10日~11月24日(毎木曜日)13:00より「中国の歴史学と歴史書の特色─『史記』と『漢書』を中心に─」「レオナルド・ダ・ヴィンチと古典古代─東方・東洋との関連について─」「中国とロシア(ソ連)―プーチンさん、あなたは憎む相手を間違えているのではないですか?」東洋研究所 専任研究員教授 岡おかざき﨑 邦くにひこ彦「アジアの民族と文化」

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