2024春期オープンカレッジ
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宮みやたき瀧 交こうじ二大東文化大学文学部歴史文化学科教授図書館長宮みやたき瀧 交こうじ二大東文化大学文学部歴史文化学科教授図書館長小こばやし林 晋しんや也重要無形文化財保持者総合認定宝生流職分能楽師中なか野の 良りょう国立公文書館アジア歴史資料センター研究員神かんだ田 京きょうこ子講談師 / 真打日本講談協会理事、公益社団法人落語芸術協会会員湯ゆうき城 吉よしのぶ信大東文化大学文学部歴史文化学科教授6月15日6月29日7月20日6月21日7月5日7月19日定員定員20近代日本の戦争には、同時代に「大勝利」「大戦果」と喧伝されたものもあれば、「大敗北」として反省材料にされたものもあります。こうした直接的な「成功」「失敗」評価とは別に、「大勝利」のなかに後の失敗の種が潜んでいたり、「大敗北」として否定されたなかに後の「成功」をもたらす要因が潜んでいることもあります。そんな「成功」と「失敗」の紙一重の関係についてお話しします。テキスト レジュメを配付します。活版印刷、火薬、羅針盤は世界の三大発明と言われています。これらの発明によって世界は大きく前進しました。まさに人類史における「成功」だと言えます。これらの発明はすべて中国が発祥だと言われますが実際はどうなのでしょうか。また、数多くの発明がある中でこれらが三大と称されるのはなぜなのでしょうか。今回はそういった三大発明に関わる疑問を解いていきたいと思います。テキスト レジュメを配付します。受講料江戸時代の水戸藩主・徳川光圀(1628~1701)は、水戸黄門の名で広く知られています。今日、テレビドラマ等のイメージが定着していますが、実際の光圀はどのような人物だったのでしょうか?第1回目の講義では、まずは宮瀧が、このような水戸黄門の真実について歴史学の立場からお話します。続いて小林から、光圀と能、水戸徳川家と能についてもお話します。担当講師:宮瀧 交二、小林 晋也テキスト レジュメを配付します。水戸光圀の時代、将軍綱吉はそれまでの観世流から宝生流を贔屓し各地の大名もそれにならい宝生贔屓が増え(今に伝わる加賀宝生など)ます。水戸も能は盛んで光圀自身も幼少期より能に親しみその生涯においてたくさん逸話が残されています。それらの紹介や光圀に縁の深い能の一部を鑑賞し最後にみなさんと武士の嗜みであった腹式呼吸にて謡い体幹を駆使して舞う能の体験をしていただきます。担当講師:小林 晋也テキスト レジュメを配付します。水戸黄門の呼び名で広く世間に知られ現代になれば映画やテレビドラマなどにもなり更に身近な存在(若年層は知らない人も多いですが)となったのは講談(または講釈)によるところが大きく水戸光圀の一連の物語を「水戸黄門漫遊記」などと呼んだりします。それらはどの様なものなのか考察し講談とはどの様な芸能なのか講談師神田京子先生にお話ししていただき最後に一席読んでいただきます。担当講師:小林 晋也、神田 京子テキスト レジュメを配付します。受講料全3回“読み書き”を手に入れた日本人幕末から明治期にかけて、日本を訪れた外国人の多くは、芸者や車夫が新聞(瓦版)を読む姿を見て驚きます。既に奈良時代には、全国に文書による行政システムが成立していましたが、やはり、日本人の多くが読み書きを出来るようになったのは、江戸時代以降の寺子屋教育の成果と言われています。今回は、このような日本人の“読み書き”の歴史から日本文化論を論じてみたいと思います。テキスト レジュメを配付します。日本の戦争のなかの「成功」と「失敗」三大発明の話全3回30名6,000円  本学学生 4,800円水戸光圀と芸能水戸光圀と能講談の水戸光圀こんなに楽しい伝統芸能の世界⑮6,000円  本学学生 4,800円10:30-12:00金曜日6月21日(金)~7月19日(金)30名009010水戸黄門と芸能“成功”の歴史を考える!10:00-11:30土曜日6月15日(土)~7月20日(土)

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