大東文化大学 2025秋期オープンカレッジ
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平二之夫之二 教養・歴史語学講座レベルの目安オンライン講座開講講座お知らせ東松山キャンパス大東文化会館原幸手市郷土資料館 館長(学芸員)だいへいこ う じみ き おはらみやたきかきぬまく ぼやすあきなかにしひろゆきなかにしひろゆきみやたきこ う じ全6回米をめぐる幸手の近世社会史発掘された古代の米作り-行田市小敷田遺跡出土の出挙(すいこ)木簡ほかから-埼玉で米作りが始まった!-弥生時代研究の最新成果から-紀元前 10 世紀後半、朝鮮半島に近い北部九州金曜日10月3日(金)~11月14日(金)12,000円  学生受講料 9,600円10:00-11:3010月3日江戸時代以降、幸手を含む埼玉東部低地では、大河川を制御する治水工事や用悪水施設の整備が領主によって行われ、多くの新田村や米作りのための耕地開発がすすめられました。時に風水害に遭いながらも復興し、生産され続けた米は、幕府財政のみならず、この土地に生きた人びとの暮歴史について、江戸時代の幸手市域の事例を中心古代の日本においては、6 歳になると徴収される税として田租(でんそ)があり、口分田(くぶんでん)から収穫した米が国家財政の礎(いしずえ)となっていました。 講義ではこうした古代埼玉の米作りの様子を、県指定文化財となった小敷田(こしきだ)遺跡出土の木簡等から解き明かします。武蔵国榛沢郡の役所であった深谷市中宿遺跡には、米を貯蔵した倉庫も復元されています。において水田による米作りが始まった。 列島内には時間をかけて広まり、埼玉はその到達点として紀元前 3 世紀頃ようやく定着した。その後の 1 世紀から 3 世紀の弥生時代後期における食糧増産の盛衰を、年代測定学・古気候学・レプリカ法など近年盛んな理化学的な研究成果を交えながらたど  太受講料10月24日農業技術の進展により、稲作をめぐる農法や品種は全国的に均質化しつつあります。しかし稲作はかつて地域の環境に応じた品種や技術が投じられ、多様な姿をもっていました。水田には用水路が不可欠と考えられがちですが、低湿地・丘陵地を中心に、しっかりとした用水路のかかわらない田も多く営まれてきました。ここでは、そのような田の風景や農法について紹介し、米作りの歴史を考えていきます。11月7日昨夏からわが国は、「令和の米騒動」の最中にある。 米の端境期にありながら国の米櫃(政府備蓄米)は底を突きそう。 一体、今の稲作 ・ 米はどうなっているのだろうか。 埼玉平野、日本列島の田んぼ紀行を通して反芻したポスト減反下の米、歴史・文化としての米、現代社会の米騒動等について検証、戦後80年の食農史、現今の食料安保の観点を踏まえて米を見直したいと思います。瀧 交宮大東文化大学文学部歴史文化学科教授11月14日御著書『米を追う』で日本ジャーナリスト会議賞を受賞された農業ジャーナリストの重鎮・中西博之さんと宮瀧が、6 回にわたる講座のまとめとして、埼玉県を中心に日本の米作りの将来を展望沼 幹柿一般財団法人さいたま市遺跡調査会理事長します。 高温障害やゲリラ豪雨といった異常気象の問題から、生産農家と消費者を翻弄してきたわが国の “ 減反政策 ” の問題に至るまで、会場の皆様と御一緒に意見交換・討論をしたいと思います。近世武蔵の米作りから ~低湿地と丘陵地~埼玉平野・日本列島の米を読む昼まで討論!?「どうなる日本の米作り」34名定員日本山岳修験学会理事元埼玉新聞記者元埼玉新聞記者図書館長顕保 康久熊谷市教育委員会 社会教育課 市史編さん室 主事西 博中ジャーナリスト西 博中ジャーナリスト瀧 交宮大東文化大学文学部歴史文化学科教授図書館長らしを支えたのです。本講座では、米と人びとのに紹介します。10月10日10月17日る。27テキスト レジュメを配付します。テキスト レジュメを配付します。テキスト レジュメを配付します。テキスト レジュメを配付します。テキスト レジュメを配付します。テキスト レジュメを配付します。104埼玉の米作り-その昨日・今日・明日-≪古代中世の東国史を学ぶ Part 35≫

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