あんりょうもんげんおと菟まりぬ莉奴や湯信3るいとむ16頁ご存じのように、江戸時代のお金は「一両ばれていました。それがどうして明治からは「円」と呼ばれるようになったのでしょうか。そもそも「円」とは何なのでしょうか。一方、現在は中国の通貨単位は「元韓国は、「ウォン」と言っています。これらは日本の「円」とは別の起源があるのでしょうか。本講義では、以上のような疑問に答えるために、江戸時代から近代にかけてのお金の画像も見せながらわかりやすく解説したいと思います。16頁【人文科学研究所の主な活動】受講 料 無料期 間 10月1日(水)正午時 間 40分受講料 無料期 間 11月1日(土)正午~11月30日(日)正午時 間 40分び る ま ちよ し おゆ う きよしのぶ大東文化大学人文科学研究所は、人文科学の研究・調査の推進のために、1990年に本学文学部の附置研究所として設置されました。文学部専任教員が専任研究員となって研究班を組織していますが、他学部教員や国内外の研究者も迎え入れています。このたび研究所の開設35周年を記念し、人文科学研究所現所長の美留町教授、および前所長の湯城教授による特別講座を開講します。人文科学研究所所長歴史文化学科教授元人文科学研究所所長城 吉大東文化大学文学部長雄留町 義美大東文化大学文学部日本文学科教授森鷗外が、自分の親族に外国語読みの名前を付けたことはよく知られています。長男の於の茉はドイツ語、次女の杏三男の類はフランス語、さらに、孫の富は英語です。そのため、現代では、鷗外をいわゆる〈キラキラネーム〉の先駆けと見る向きまであるようです。しかし、外国語の印象に押されがちですが、一方で鷗外は、漢字表記の中に、和漢の故事や思想を巧みに盛り込んでもいます。この講座では、こうした鷗外のネーミングにおいて、東西にわたる彼の思想の振幅を解説します。同時にそれは、彼が西洋近代という思想といかに向かい合い、日本人の人格の中に受け入れようとしたのか、その一端を探る作業にもなるでしょう。人文科学研究所では、統一テーマのもとに設けた 4 つのサブテーマにしたがい、全 6 班が共同研究活動を展開しています。主な活動としては、各研究班の研究活動を踏まえた「研究班報告会」の開催、「研究報告書」の刊行、定期刊行物『人文科学』の刊行のほか、講師を招いて開催する「座談会」や、「出張講演」などがあります。詳細はホームページをご覧ください。や長女 ~10月31日(金)正午」とか「一文」とかよ」、名付け親としての森鷗外~キラキラネームの背景受 講 料 無 料円の話―お金の『円』という名称はどこから来たのか?受 講 料 無 料人文科学研究所 設置35周年記念特別講座(オンライン講座)のご案内
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