大東文化会館東松山キャンパスオンライン講座開講講座教養・歴史語学講座レベルの目安お知らせ水みずぐち口 由ゆきこ紀子埼玉県立さきたま史跡の博物館主任専門員兼学芸員宮みやたき瀧 交こうじ二大東文化大学文学部歴史文化学科教授図書館長宮みやはら原 一いちろう郎川越市教育委員会文化財保護課学芸員新あらい井 浩ひろぶみ文埼玉県立文書館学芸主幹 国立公文書館認証アーキビスト奥おくの野 麦むぎお生白岡市立歴史資料館学芸員5月9日5月16日5月23日5月30日6月6日6月13日28受講料定員テキスト レジュメを配付します。テキスト レジュメを配付します。武蔵国の古代・中世史を考える上で、墨(隅)田川にまつわる伝説を見逃すことは出来ません。今回は能や歌舞伎でお馴染みの「梅若伝説」と、『更級日記』の中に登場する「竹柴伝説」を御紹介します。そのほか、墨(隅)田川ではありませんが、中世の武蔵国と“川”との関係がうかがえる狂言『入間川』についても御紹介します。白岡市域には県内第2位の面積を持つ自然湖沼「柴山沼」のほか、一級河川と用排水路合わせて14本が流れ、9か所の「川の立体交差」が存在します。講座では地域の歴史や風土の持つ「水」との深い関係性を紐解き、川や沼と人々の暮らし、地域の歴史を生んだ背景などを様々な角度から掘り下げるとともに、皆さんがお住まいの地域の環境と歴史文化の関係を調べる視点をご提供します。テキスト レジュメを配付します。テキスト レジュメを配付します。秩父山地を水源に東京湾へ注ぐ荒川は、埼玉の「母なる川」として、流域の人たちと深く関わってきました。そこでは生活に必要な水の恩恵を享受する反面で、度重なる水害も受けてきました。各地で暮らす人たちは水の神を信仰し加護を祈りましたが、その様相には地域の特色が如実に反映されています。ここでは、これらの水神信仰を通じ、荒川水系に伝わる民俗の一端をたどってみたいと思います。テキスト レジュメを配付します。 柳やなぎ 正まさ 博ひろ埼玉民俗の会共同代表理事東松山市文化財保護委員105全6回すみだ川ゆかりの伝説と史実利根川東遷再考―戦国大名北条氏と河川改修―これまで、江戸幕府による一大河川改修事業として歴史上で位置づけられてきた「利根川東遷」事業ですが、近年、新たに確認された江戸時代前期の絵図や史料等の分析から、江戸幕府以前の戦国時代に遡る可能性がでてきました。本講座では、当時武蔵国を支配していた戦国大名小田原北条氏による利根川東遷の前提となった河川改修事業について、関連史料を紐解きながら解説してみたいと思います。川とともに歩んだ白岡の人々10:00-11:30金曜日5月9日(金)~6月13日(金)≪古代・中世の東国史を学ぶ Part34≫12,000円 学生受講料 9,600円古墳時代の武蔵の物流と河川交通古墳や集落から出土しているモノ(例えば、須恵器や埴輪、古墳の石室石材など)から古墳時代の物流や文化交流を「河川交通」をキーワードに学びます。近世の川境をめぐる争論-武蔵国の裁許絵図を事例に-古来より、川は境界としての機能を有していました。江戸時代になり開発が進行して多くの村が置かれると、その境界をめぐる争論が多発しました。このような争論をめぐり江戸幕府の評定所という裁判所で下されたのが裁許絵図と呼ばれる、裁許(判決文)が書かれた絵図です。この講座では、東松山市の近隣に残された裁許絵図から、江戸時代の川をめぐる生業や慣行を読み解きます。テキスト レジュメを配付します。川の民俗学 ~荒川水系をめぐって~34名“川”から学ぶ武蔵国の歴史と民俗
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