INFORMATION新着情報

 

2016.03.24

2016年3月24日、板橋キャンパスにおいて、法学研究科主催講演会(Benno Zabel「法的安定性と予防-現代刑法におけるジレンマ」)が開催された。学内外から多数の参加者を得、活発な議論がなされた。

Zabel先生は、ボン大学(ドイツ)教授の職にあり、ドイツにおけるテロ対策立法などを素材に、近時の刑事立法の背景にある予防思想についてご講演いただいた。ご講演の後、参加者を交えた活発な質疑がなされた。上記の立法傾向はわが国とも無縁ではないと思われ、今後の議論に裨益するところが大きいと思われる。なお、講演原稿の翻訳が本学法学部紀要『大東法学』に掲載される予定である。

大学院における研究の大きな特徴は、外国との比較という点にある。今後もこのような国際交流の機会を設けたいと考えている。