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板橋区内で、出張講演先を募集しています

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研究員による出張講演のご案内

<板橋区内に限ります>

本研究所では平成2年の創設以来、毎年10前後の研究班がそれぞれのテーマに沿って研究を進めております。


地域連携の一貫として板橋区在住・在勤者を対象に、各班の研究内容に関わるテーマについて出張講演の依頼を承ります。学術講演会、研究会、生涯学習行事の場等にご活用ください。

講演会場をご準備いただければ、講演者が出張します。ただし、講演者との日程確認等が必要な場合がありますので、事前にお問い合わせの上、下記にしたがって所定の申込用紙にてお申し込みください。


◇日程調整上、お受けできない場合があります。
◇受講料を徴収する講演会への講師派遣はいたしかねます。

実施期間 2021(令和3)年度

2022(令和4)年3月までの間

申込期間

お問い合わせの上、講演実施予定日の2ヵ月前までにお申し込みください。

申込条件

  1. 10名以上の団体・グループで、主たる活動拠点が板橋区内であるか、団体・グループの大半が板橋区民であること。
  2. 板橋区内の学校・公民館・会館等の公共施設を申込者において準備できること。

費用

講演の謝金、交通費及び資料代は無料です。

問い合わせ・申し込み方法

  1. お電話かEmailにてお問い合わせください。
    Phone 03-5399-7325(人文科学研究所事務室/平日9:00~11:20、12:20~16:00)
        03-5399-7324(文学部事務室/平日9:00~11:20、12:20~17:00)
    Email  bun@jm.daito.ac.jp
  2. ホームページからの申込書をダウンロードし、所定の事項を記入の上、Eメールに添付送信してください。件名は「人文研出張講演依頼」と記載してください。

実施後のアンケート

出張講演終了後、次のアンケート用紙をダウンロードし、ご記入の上講師にお手渡しいただくか、1週間以内にメール添付でお送りください。

講演テーマの一覧

令和2年度の講演可能なテーマと講演者、出張可能な曜日と時間は、以下のとおりです。

( )内は講演者が活動する研究班名です。

中国書法史の文献学的研究

研究員名

澤田雅弘 <専任研究員>

講演テーマ
  1. 飲墨と文思
  2. もう一つの手-書の名家と代筆-
講演テーマの内容説明
  1. 墨汁を飲む行為に関する記事は歴代多数伝わります。それらを読み解きながら、飲墨行為の普遍的意味をお話しします。飲墨は王勃の故事「腹稿」の解釈にも関係します。
  2. 書の名家にも詩文と同様に代筆を抱える場合が多くあります。書の名家が抱えた代筆人と、代筆の必要性についてお話します。
出張可能な曜日・時間

※時間は、板橋校舎から会場までの往復の時間(50分と計算)を含めて記入してください。
※平日に限ります。また講演時間は60分から90分を目安にしてください。
・金曜日の10:30~15:00

日本文学における歴史的事象の研究

研究員名

美留町 義雄 <専任研究員>

講演テーマ

1:アルプスの少女ハイジについて ~原作とアニメーションの比較

講演テーマの内容説明

1:ハイジという物語を扱い、原作の小説と日本の翻訳、そしてアニメ版を比較します。自然観や宗教性、さらに身分制度について、それぞれの文化・社会的な違いを解説します。

出張可能な曜日・時間

※時間は、板橋校舎から会場までの往復の時間(50分と計算)を含めて記入してください。
※平日に限ります。また講演時間は60分から90分を目安にしてください。
・金曜日の10:00~14:00

東アジアの美学史研究班

研究員名

河内利治 <専任研究員>

講演テーマ

1: 美的範疇と「書」(大東文化大学人文科学研究所報告書2012年度)
2: 書の特質(大東文化大学人文科学研究所報告書2014年度)
3: 「中華美学精神」の基本特質(大東文化大学人文科学研究所報告書2015年度)

講演テーマの内容説明

1. 西洋美学と東洋(中国・日本)美学との比較考察を行いながら特に「書に」ついて、美と醜、 形と神、意象と意境、中和、 真·善・美などの「美的範疇」 から考える。
2. 「書」特有の文字性、造形性、線性、一回性、筆墨性、規範性、時間性、空間性、音楽性、文学性、自然性、人間性、精神性の13の性質(特質)について考える。
3. 中国哲学の基本観念である「天人合一」、「真善美」の高次元での統一、「理性と感性」の調和、現実の模倣を超越する「意象と意境」の四つの基本特質から中華美学を考える。

出張可能な曜日・時間

※時間は、板橋校舎から会場までの往復の時間(50分と計算)を含めて記入してください。
※平日に限ります。また講演時間は60分から90分を目安にしてください。
・( 水 )曜日の終日
・( 木 )曜日の終日
備考:書道実技を組み込むことも可能です。

 

古典文学の享受に関する文献学的研究

研究員名

德植俊之 <専任研究員>

講演テーマ

江戸時代の絵本を読むー絵入り版本の挿絵の謎を解くー

講演テーマの内容説明

江戸時代には、伊勢物語や源氏物語、徒然草など、さまざまな文学作品の絵入り版本が出版されました。本講座では、それぞれの挿絵の表す意味を謎解きしながら、江戸時代の人々がどのように各作品を解釈していたのかを探ります。

出張可能な曜日・時間

※時間は、板橋校舎から会場までの往復の時間(50分と計算)を含めて記入してください。
※平日に限ります。また講演時間は60分から90分を目安にしてください。
金曜日 10:00~13:00

出土資料による中国古代文化の研究

研究員名

吉田篤志 <専任研究員>

講演テーマ

1.孫子の兵法 ―銀雀山漢墓竹簡『孫子兵法』と『孫臏兵法』―

2.『老子』の思想 ―馬王堆漢墓帛書『老子』と郭店楚墓竹簡『老子』―

 
講演テーマの内容説明

1.1972年に、中国山東省臨沂県の銀雀山漢墓から孫武の兵法12篇と孫臏の兵法16篇が発見され、特に孫臏の兵法は早くに失われて見ることができなかった。内容の一部には、従来の孫子が攻撃を最大の防御としいているものを、『孫子兵法』では防御こそ戦いの基本であると説いており、『孫臏兵法』では敵を欺くには先ず味方からという近現代の情報戦のような戦略を述べている。講演ではこの二つの兵法について、その一班を述べたい。

2.1973年12月、中国湖南省長沙市の馬王堆漢墓から漢の文帝の前元12年(168B.C.)の紀年が記された木牘とともに帛書『老子』(甲本・乙本)が発見され、現行本『老子』の「道経」(1〜37章)・「徳経」  (38〜81章)が逆に配置されていた。1993年冬、湖北省荊門市の郭店楚墓から戦国中期~後期と推定された『老子』(甲本・乙本・丙本)が発見され、現行本『老子』の約五分の二(31章2046字)に相当し、現在最古の『老子』写本ということになる。講演ではこの二つの『老子』について、その一班を述べたい。

出張可能な曜日・時間

※時間は、板橋校舎から会場までの往復の時間(50分と計算)を含めて記入してください。
※平日に限ります。また講演時間は60分から90分を目安にしてください。

火曜13:00~15:00

子ども像の変遷(グローカルな学びの変遷)

研究員名

田尻敦子 <専任研究員>

呉栽喜 <専任研究員>

仲田康一 <専任研究員>

講演テーマ

教育学の理論で読み解く現代社会

講演テーマの内容説明

教育学の理論には、学校だけではなく、学校が存在する社会のあり方を問うという側面があります。教育学の理論を用いて、現代社会の諸課題を読み解き、問いを探究します。

出張可能な曜日・時間

※時間は、板橋校舎から会場までの往復の時間(50分と計算)を含めて記入してください。
※平日に限ります。また講演時間は60分から90分を目安にしてください。
火曜日

中国三教と景教の相互交渉

研究員名

武藤慎一 <専任研究員>

講演テーマ

シルクロードに埋もれていた東西交流の「カケラ」

講演テーマの内容説明

シルクロードを通して、意外と古い時代から西と東の世界はつながっていました。その相互交流の実態を長らく埋もれていた、特に文字、宗教、文化の「宝物」によって、明らかにしていきます。

主張可能な曜日・時間

※時間は、板橋校舎から会場までの往復の時間(50分と計算)を含めて記入してください。
※平日に限ります。また講演時間は60分から90分を目安にしてください。
・月曜日の午後(14:00-17:00)、もしくは木曜日の午前(10:00-12:00)・午後(13:00-16:00)