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2021年05月06日

教職課程を履修している学生のみなさんへ-緊急の呼びかけ-

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教職課程を履修している学生のみなさんへ
-緊急の呼びかけ-

                                                               教職課程センター所長 渡辺雅之

 

 新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の勢いが止まりません。あちこちの大学で対面授業がオンラインに切り替えられる中で、本学では感染対策に万全の注意を払いながら基本的に大学キャンパスでの学びを続けています。しかし、残念ながら一部の学生の中には「学バス乗車時の黙乗を守らない」「食堂などで大声で会話する」など、意識が低い人も見受けられます。コロナは未だに不明かつ不正確な情報が多いやっかいな感染症で、人によってその受け取り方が違っています。しかし、感染症としての実態が明らかになり、治療法が確立するまでは出来る限りの対策をとってこれ以上感染を拡大させないという態度が必要です。
 コロナは無症状感染が多いことが特徴として挙げられています。「自分はかかっていないだろう」という根拠のない自信、「かかっても大したことない」というおごりが今の事態に拍車をかけているのだと思います。「自分も感染している可能性があること」を改めて意識し、行動すべきです。それは自分自身の身を守るためでもあり、身近な、あるいは見知らぬ誰かを守るためでもあります。

 

 本来、感染症対策は国や自治体など行政機関が責を負うべき性質のものです。しかし、不十分かつ後手に回る対策によって私たち市民生活の安寧が確保されていないどころか、責任ある立場の人たちの無責任とも取れるふるまいがあったり、オリンピック・パラリンピック開催が最優先されるなど、首を傾げざるを得ないことも多くあるようにも思います。そんな中で「若い世代をはじめとして、自分たちにばかり対策を押し付けられている」と感じる人がいるのも事実でしょうし、実は私もその一人です。そうした問題(行政の対応のまずさや不作為)に声をあげることは間違いなく必要です。しかし、同時に私たちができることをするという姿勢もまた求められています。

 

 教職課程を履修しているみなさんの多くは、将来教員として子どもたちの前に立つ存在です。教員としての振る舞いの優先順位は、「子どもたちの命と尊厳を守ること」です。そうした意味で言えば、まず自分たちで、自身と他者の「命と尊厳を守る行動」をすべきでしょう。とくに感染につながりやすい学バス乗車時の会話は厳に慎しむことと同時に、そうした軽率な行動をとっている学友を見かけた時には、一言声をかけるなどしていだきたく思います。

 

この社会の構成員は私たち一人一人です。主権者の一人として問題には声をあげつつ、自分たちで出来ることは自分たちの問題としてとらえ、行動すること。それは将来教育者として子どもたちの前に立つであろうみなさんにとって、かけがえのない実践的な学びの機会でもあります。今後、キャンパスでの学びが継続できるかどうかは私たち一人一人の意識と行動によるものだということについても、共に胸に刻みましょう。
 自分も感染しているかもしれないという想像力と、基礎疾患を持つ人やコロナに強い恐怖感を抱く人に対する共感力を持ちましょう。他者に対する想像力と共感力は教育実践の根幹になるのです。

 

最後に「三つの感染症はつながっている(日本赤十字社)」をぜひ読んでください。これもまた教職課程の重要な学びの一つになるでしょう。新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~
https://www.jrc.or.jp/saigai/news/200326_006124.html

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