100周年を機に制定されたこの新しいタグラインは、
大東文化大学のあるべき姿を表現しています。
大東文化大学は、創立以来、
漢学をはじめとする様々な文化との出会いを通じて
社会を豊かにすることを目指してきました。
文化と向き合って100年。
地域・領域・時代を超えた多彩な文化が交差し、
出会う場へ。
今日も新しい価値が生まれている。
その真ん中には、いつも、大東文化大学がいます。
真ん中に文化がある。
大東文化大学
学生取材企画
2023.07.12
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皆さんは “大東文化１００周年学生動画コンテスト” をご存じですか？本学では、作品テーマ「忠恕の文化」に沿った５分以内のオリジナルショートフィルム作品を２０２３年７月３１日まで募集しています。大東文化大学・大東文化大学大学院の在学生であれば、誰でも応募可能！賞金総額は１００万円超！
《学生動画コンテストの詳細はコチラ！（募集要項含む）》
今回は、大東文化１００周年学生動画コンテストを担当されている総務部総務課の國島有紀子さんにインタビューしました！
──なぜ、動画コンテストを行うことにしたのですか？
動画というメディアの特性として、制作者側からすれば自分たちの想いや考えを伝えるために、多くの工夫を凝らすことができます。そして、視聴者側からすれば制作者の想いや考えを視覚や聴覚的に受け取ることができます。また、２０２１年度の 《 創立１００周年記念企画 大東生による100thCM制作プロジェクト 》 に携わらせていただいた際に、今の学生の皆さんにとって動画制作は手の届かないほど難しいものではなく、とても身近なものになっていると感じたこともあり “大東文化１００周年学生動画コンテスト” を行うことといたしました。
──「忠恕の文化」というテーマに込められた想いは？
本学が創立１００周年を迎えるにあたり、本学のルーツである「漢学（特に儒教）」に目を向け、孔子の説いた最高の徳「仁」の基本となる心である「忠恕」と、その心によって育まれた本学の文化に着目して「忠恕の文化」というテーマが決定されました。
また、本学の建学の精神として「東西文化の融合」というフレーズを耳にする機会も多いかと思いますが「漢学（特に儒教）を中心として東洋の文化を教授・研究することを通じて、その振興を図ると共に、儒教に基づく道義の確立を期し、更に東洋の文化を基盤として西洋の文化を摂取吸収し、東西文化を融合して新しい文化の創造を目指す」がその全体です。動画制作を通して、今の学生の皆さんが「忠恕の文化」や「東西文化の融合」とはなにか深く考えていただきたいという想いがあります。
──コンテストの審査基準を教えてください。
大東文化１００周年学生動画コンテストショートショートフィルム部門審査委員会委員として、高橋進 本学学長、天野安喜子 ㈱宗家花火鍵屋１５代目・芸術学博士、石渕聡 本学文部教育学科教授、伊津野知多 日本映画大学教授の4名の先生をお招きします。学内学外を問わず、映像や芸術表現に造詣の深い先生をお招きすることで、公平で多様な視点から審査を行っていただきます。審査員は以下の評価ポイントについて個別審査を行い、審査委員会による最終総合審査によって各賞が決定されます。
──どのような動画の応募を期待しますか？
私の個人的な期待ではありますが、「忠恕」は本学のルーツの１つである「儒教を中心とした漢学」において大切にされた心です。 “まごころ” や “思いやり” は、多文化共生を目指す今日、やはりとても大切な心構えではないかと感じます。儒教を中心とした漢学振興を目指した１００年前の１９２３年とは異なり、２０２３年の本学で学ぶ皆さんが依って立つ考え方は、多様性に満ち溢れているかと思います。そんな皆さんが「忠恕の文化」というテーマを通してどのように世界を見るのか興味があります。
意識せずにいると、自分の興味関心に沿った情報ばかりで埋め尽くされがちになってしまうからこそ、全く予想もしない見方、感じ方を意識する機会は少ないように思います。このコンテストを通じて、私の思いも寄らない「忠恕の文化」を示してもらえると嬉しいです。そんな、今までは知らなかった見方や文化に触れることで、私の考えがアップデートされる瞬間をとても楽しみにしています。これまでも、本学の学生の皆さんから、そんな瞬間を数多く味わわせてもらっていますので、今回のコンテストも大変期待しています。応募を考えている皆さんには、是非とも楽しみながら動画を作っていただきたいです。
國島有紀子さん、インタビューへのご協力ありがとうございました。
皆さんも学生動画コンテストに応募してみてはいかがでしょうか？もしかしたらグランプリを受賞し、賞金をGETできちゃうかも？！学生取材企画E班も、引き続き “大東文化１００周年学生動画コンテスト” を含む１００周年記念式典について追いかけます！
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