Department
of Sinology
>教員紹介>渡邉義浩
東京都大田区
中国古代史
中国史を専門としている割りには、そんなに中国が好きな方ではありません。
歴史も本流と言われる社会経済史をバリバリとこなすわけでもなく、人物や思想・哲学、文学などといった方面に多くの興味を感じています。
現在は、魏晋南北朝時代の貴族制と儒教との関係をあーでもない、こーでもないと考えています
大東文化大学文学部中国学科は、文学だけを専門としているのではありません。
わたしは、中国の歴史、なかでも後漢時代や三国時代といった古代史を専門としています。もちろん、純然たる文学部史学科ではないので、西欧史や日本史を中国史と併せて本格的に学ぶということはできませんが、その代わりに、中国の思想・宗教、文学、歴史のすべてを広く学ぶことができます。
われわれが研究の対象としている中国の知識人は、自分を政治家であるとか、文学者であるとか、哲学者であるとかの限定をしていません。
例えば、杜甫は詩人であるだけではなく、大きな政治的抱負を持っていました。
それなのに、詩人としての杜甫しか、あるいは書家としての王羲之しか知らないということでは、本当の理解と言えるでしょうか。
他大学の中国文学科や史学科では類を見ない文・史・哲並び立つ学科で、総合学としての中国学を一緒に学んでみませんか
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