【職員インタビュー】東松山キャリア支援課 栗林凌平(2019年入職)
学生に寄り添い等身大のキャリアサポートを
学生時代は「誰かのためになる仕事がしたい」と思い、公務員を志望していました。
しかし、就職活動を通じて内省を繰り返すうちに、不特定多数の誰かの役に立つ仕事といった漠然とした思いから、学生の役に立つような仕事、特に“学生のキャリアをサポートする仕事”も面白そうだなと思い、大学職員を目指すようになりました。
大東文化大学は、私自身が4年間学んできた場所だからこそ、思い入れも強く、学生の役に立っているという実感も得ることができるだろうという思いから、入職を決意しました。
大学職員の業務は多岐に渡りますが、キャリアセンターは学生との関わりの多い部署の一つです。私自身希望していたキャリアセンターに配属となり、学生に寄り添い手助けする日々を送っています。
求めていることを汲み取り、自分で答えを出せるよう促す
キャリアセンターの仕事内容は、学生対応や企業対応、ガイダンスや各種イベントの準備、進路状況の調査やOB・OGとの連携など多岐にわたります。
特に学生対応が多い部署で就職活動の始め方から内定後の相談まで、幅広い問い合わせに対応しています。
常に決まった回答はないので、学生の求めているサポートをきちんと汲み取り、学生自身が納得した答えを導き出せるよう丁寧に対応することを心がけています。
大学4年生の9月から就職活動を始めた学生のサポートをした経験もあります。就職活動の始まりから、段階を踏むごとにタスクを提示して、スケジュール管理のアドバイスも行いました。ただ、ここでも念頭においていたことは学生に押し付けるようなことはせず、学生が自分の意思で将来を決められるよう、丁寧に対応をすることです。就職するのは私ではなく、学生本人ですから。
学生とさまざまな相談をしていると、帰りが遅くなることもありますが、進路報告書をもって窓口に来てくれた時はとても嬉しいです。学生の役に立っていると直接的に実感を得られる部署だと思います。
納得のいく進路決定をサポート
キャリアセンターでは就職率だけではなく、就職満足度も意識して学内イベントやガイダンスの内容などを見直し、時代や状況にあった支援ができるよう工夫しています。
近年ではデジタルの促進により働き方が大きく変わり、ワークライフバランスに重きを置く学生も増えました。
入社後の定着率を調査したり、年間休日、残業時間の情報を集め、学生に正しい情報を発信してます。
1、2年生であってもインターンシップに積極的に参加する学生も多くなりました。早いうちから就職活動の進め方についてガイダンスを行ったり、外部講師を呼んで様々な説明会、講座を開講しています。学生が納得のいく進路決定ができるための手厚いサポートに力をいれています。
就職活動は学生が社会に出る前の重要な学び場で、大東文化大学で学んで良かったと思ってもらえるにすることが今の私の目標です。様々な取り組みをする中で若手職員の声に耳を傾けてくれる体制も、大東文化大学の良いところだと思います。
1日のスケジュール
9時 | メールチェック、問い合わせ対応 |
10時 | 電話や対面での学生対応(進路相談) |
11時 | お昼休み |
12時 | ガイダンス準備 |
13時 | ガイダンス |
14時 | 電話や対面での学生対応(進路相談) |
15時 | ガイダンス資料の作成 |
16時 | 進路状況調査 |
17時 | 退勤 |
応募を検討している学生へメッセージ
大学職員は自分の能力を活かせる場所です。
さまざまな部署があり、部署によって働き方は異なりますが「学生のために」という考えは共通しています。
キャリアセンターでも学年ごとに求められているサポートが違うので、困ったときに助けになれるよう、情報を集めたり、イベントを検討したり日々チャレンジしています。
色んなことにチャレンジしてみたい方だけでなく、進路に迷っている方も大学職員を一度検討してみてください。自分のやりたいことがきっと見つかります。
特に本学は若手の声に耳を傾けてくれる職場なので活躍できるチャンスが沢山あります。
興味がある方はぜひ応募してください!