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DAITO BUNKA Univ.
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【職員インタビュー】経済学部事務室 大森有真(2020年入職)

大学での経験を活かして人を支える仕事がしたい

学生時代は、本学の法学部で国内外の政治の仕組みや、地方自治、都市自治について学びました。ゼミの一環で現地研修などにも参加し、振り返ってみると本学で過ごした4年間はとても有意義な学生生活だったと思います。

就職活動をする中で「人を支える仕事」をしたいと思い、公務員や法律関係の仕事も考えていたのですが、今後大東文化大学の学生の皆さんが有意義な学生生活を送れるようサポートをしたいと考え、事務職員に応募しました。

 

学生の学びをサポート

私の所属している経済学部事務室では、経済学部生の履修や授業、経済学部教授会、学部の各種イベントなどのサポートを行っています。

その中でも、私は大学全体の定期試験の取りまとめ、時間割や教室の設定、在学生・卒業生の証明書発行、学部予算関連の業務を担当しています。時間割の設定業務では、それぞれの教員が授業を担当できる曜日時限を踏まえながら、必修科目が重ならないようにするなど、学生が授業を履修しやすいような時間割を作成するのに試行錯誤しています。

大変なこともありますが、私の仕事によって定期試験が円滑に行われていることや、経済学部の授業で学生が熱心に学んでいる様子を知ると、大学の根幹となる学生の成績や授業に携われているな、とやりがいを感じます。

入職してわかった大学職員の多様な業務

学生時代は事務の方と接する機会がほとんどなく、入職前も学部事務室やキャリアセンター、学生支援課など、学生と窓口で関わる部署しか認識していませんでした。しかし、入職後、学園の運営や管理を行っている法人部署を知り、大学の事務職員が担う業務の幅広さを感じました。

また、ステークホルダーの多様さも想像以上でした。入職前は学生や教員とのやり取りがほとんどだと思っていましたが、実際は学生の保証人や卒業生、納入業者の方、地域住民の方など、大学内外問わず様々な方と接する機会が多く、驚きを感じました。

自部署だけではなく他部署と連携して業務を進めたり、他キャンパスや外部へ出張したりと、想像されるようなデスクワークではない業務も多々あり、毎日アクティブに働いています。

 

職員同士の連携で、大学を運営する

定期試験の運営については新型コロナウイルス感染症のため試験が実施できていない期間があったので、以前のことを良くご存知である前任者や部署内の先輩など多くの方に助けていただいています。また、教務系の部署だけではなく、管理課、人事課、地域連携センター事務室など様々な部署や教員の協力を得て、定期試験の全ての科目が終わると、皆さんへの感謝と安堵の気持ちでいっぱいになります。

また、新型コロナウイルス感染症の状況下でオンライン授業を受けてきていた学生の中には、以前の大学の様子を知らない学生が多く、授業試験を実施する教室の周知方法について課題を感じています。多くの学生の目につくよう、部署内はもちろん、他部署の方々との連携も行い、ポータルサイトや出欠管理システムなど、学生が頻繁に利用する媒体での周知を行っています。

今後は学生一人一人に合わせた支援を考えていきたい

学生時代は接することのなかった職員や教員と仕事を行っていく中で、関係する皆さんが親切で丁寧にサポートしてくださるので、あたたかい職場環境で仕事に取り組めています。また、私は地方出身なので、お盆や年末年始の休暇が長く、長期間帰省できる労働環境も気に入っています。

入職して3年が経ちますが、この間で自身の担当業務の幅が大きく広がったように感じます。また、仕事を進める中でも、職員や教員から「ありがとう」と感謝の言葉をかけてもらう機会が増え、少しではありますが大学のためになっているのだと感じることも増えてきました。

今後は、それぞれ事情が異なる学生一人ひとりの学生生活のサポートも行えるよう、学生・教員・職員とより良いコミュニケーションを取り、業務の内外問わず幅広い知識を身に付けていきたいと思っています。

 

応募を検討している学生へメッセージ

大学の事務職員という職種は、「デスクワークの事務職」というイメージを持たれがちですが、実際はデスクワークだけでなく、様々な立場の方と接するとてもアクティブな職種だと思います。若手職員でも大学全体のプロジェクトやワーキンググループに参加し、積極的に大きな業務に関わる機会も多くあります。仕事において「やりがい」を大切にしている方はぜひ応募してみていただきたいと思います。