「社会学演習Ⅱ」（３年生のゼミ）の目標は、データを読み解くために必要な基礎的な知識を、公的統計の分析や、アンケート調査を通じて養うことにあります。この点は「演習Ⅰ」（２年生のゼミ）と同様ですが、「演習Ⅱ」では、私の専門と、学生の就職を少し意識して、企業における労働者（従業員）の定着度を分析対するなどしてきました。効率的に収益をあげる会社は、やはり「キツイ」のか、安全性 の高い会社は従業員も安心して働けるのか。そんな問題意識から、労働者の平均年齢や勤続年数を「定着度」にみたて、何が原因と結果の関係にあるといえるか、を調べるなどしてきました。
つづく４年生の卒業研究は、例年、学生自身の問題関心に基づき、２・３年生で学んだ方法によりながら、個人でアンケート調査を行うことによって執筆・作成してきました。
「社会学演習Ⅱ」「卒業研究」とも、ゼミでは各自のモバイルPCを毎時間用いて行っています。
社会学部
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