今回のホームページを飾る天使の頭部は、レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)が1506年から1508年ごろにかけて制作したと考えられる≪岩窟の聖母≫(ロンドン、ナショナルギャラリー所蔵)の画面右下に描かれているものである。もともとはミラノのサン・フランチェスコ・グランデ聖堂のために1483年から1485年ごろにかけてやはりレオナルドが制作した同主題の祭壇画(パリ、ルーヴル美術館所蔵)のレプリカとされているもので、レオナルドのミラノ時代の弟子アンブロージオ・デ・プレディスが協力したとも言われている。しかし、ロンドンでの留学期(1978-81:QandAを参照)に何度もパリと往復して分析した経験からすると、ロンドンにある作品はレオナルドの画家としての円熟期を示す傑作であり、特にこの天使の頭部の美しくカールされた巻毛と神秘的な横顔はレオナルドでなければ成し得なかったと言える。
写真は1996年3月に卒業したゼミ生との10年ぶりの「コンパ」(2006/12/9:新宿)の一コマです。
《掌中の玉(?!)たち》(2007年12月5日:卒論提出を翌週に控えたゼミ生の余裕(?!!)のスナップ。
私の56回目の誕生日を2年のゼミ生が研究室で祝ってくれました(2008年11月20日)。
2010年度卒業生との「最後の昼餐(!?)」後のスナップです(2011年3月18日)。

エジプト・ルクソール神殿にて(2012年9月25日:現地研修)
個性豊かな面々が揃った2013年度卒論ゼミです(2013年12月16日)。
 62歳の誕生日を4年のゼミ生が祝ってくれました(研究室にて:2014/11/25)。
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