田辺清研究室
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Q&A
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Q1.

先生は学生時代にどんなことをしていましたか?

A1:

 成城学園高校(1968.4〜1971.3)から成城大学文芸学部芸術学コース(現芸術学科、1971.4〜1975.3)そして同大学院美学美術史専攻修士(現博士前期)課程(1975.4〜1978.3)、さらに同博士(現博士後期)課程(1978.4〜1985.3)と17年間、東京・世田谷区の成城学園で学生生活を送りました。その間にロンドン大学のコートールド美術研究所に留学(1978.9〜1981.3)し、英国の伝統的な美術史の方法論を学びました。高校時代までは将来のことをいろいろ模索しましたが、大学に入ってからは「いづれはヨーロッパ美術の研究者になりたい」という志を持ってひたすら本を読みあさりました。しかしそれ以上に刺激を与えてくれたのは同期の友人達で、多くが学生時代の夢を美術館の学芸員、音大の司書、演出家、水彩画家、ハーモニカの達人といった形で実現させています。勿論それぞれに苦労はありますが、たまに会うと「お互い、好きなことがやれていてラッキーだよな」という会話になります。今よりは呑気な時代でしたので、皆が楽観的だったこともありましが、何よりも学生時代、1つの事に夢中になれたのが良かったと思います。厳しい世の中が続きますが決して「夢」は無くさないように一日一日過ごす事が大切だと思います。
 著名な映画監督のS・スピルバーグも「夢は生活の糧だ」(2002.1.11 朝日新聞「特派員メモ」参照)と語ったそうです。

Q2.

いま、一番の関心事は何でしょうか?
また、これからどんな事をやってみたいとお思いでしょうか?

A2:

 研究以外に関心のあることもたくさんあります。政治や経済のニュースは生活に関わってくるものなので興味は尽きません。頻繁に起こる青少年をめぐる事件や学校関連の暗い出来事は人ごとではありませんので...。
 趣味と実益が一致しているのが何よりも幸せなのですが、ヨーロッパとアジアの文化全般、映画やファッションそして芸能やスポーツなどの興味も尽きません。パソコンのマスターもやはりまだ課題です。

Q3.

先生がいま研究なさっていることを、わかりやすく教えて下さい。

A3:

 専門はイタリア・ルネサンスの絵画です。とくに2006年に映画『ダ・ヴィンチ・コード』で話題になったレオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロの作品研究が主なテーマですが、大学では本学部の特徴を生かして東西の芸術の比較研究を美術、服飾、映像などのジャンルを中心に行い講義やゼミに活用しています。これからも一層学生諸君と共に学んでいきたいのでよろしくお願いします。

 
 
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