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アジアから世界へ!大東文化「東洋人の“道”」いよいよ始動。

2019.04.09 / 638PV

書道、茶道、華道、柔道、剣道など。私たちの身近にある「道」。

突然ですが、「〇〇道」というと何が思いつきますか?書道、茶道、華道、柔道、剣道など。古くから当たり前のように、私たちの身近にある「道」のつく伝統文化の数々。きっとこれまでに習い事や学校の授業で、何らかの「道」を経験したことがある人も多いはず。

あまりにも身近にあるため、ふだん意識することはないかもしれませんが、世界から日本を眺め、さらに日本を含む東洋へと視野を広げてみると、それらの「道」が少し違った風に見えてきます。

西洋には同様の文化はありませんから、東洋人にとって馴染み深い「道」が、とてもクールに見えるそう。伝統や技術の伝承とともに人間性を磨く、教養や思想に共感し、「道=ヒューマニティー」を究める欧米の方が増えているのも納得です。世界からも評価される伝統文化が身近にあることは、誇らしいことですよね…!

「書道」と大東文化

今井凌雪(1922〜2011)書「道」
本紙:縦49×横60cm 額装:縦72×横84cm
印「冰齋道人」・画仙紙・墨・1992年作・個人蔵
筑波大学名誉教授・大東文化大学元教授 今井凌雪(1922〜2011)書「道」 本紙:縦49×横60cm 額装:縦72×横84cm 印「冰齋道人」・画仙紙・墨・1992年作・個人蔵 筑波大学名誉教授・大東文化大学元教授

威風堂々。「道」の書が導く、知へのいざない

2019年春にオープンした、大東文化大学の「デジタルアーカイブサイト」にアクセスすると、インパクトのある「道」の書が開きます。なんとも力強い筆で、堂々とした世界観に引き込まれるようです。

このアーカイブサイトでは大学の所蔵する文献や資料が、webで閲覧できます。“道”と“書”をめぐる漢籍・書跡のデジタルアーカイブ化と研究の推進を目指して、今後はさらに大東文化大学の掲げる「道」をアジアから世界へと発信する役割を担っています。

なぜ書なの?大東文化大学のルーツを紐解く

大正期におしよせた西洋偏重の時流の中で、大東文化大学は漢学(特に儒教)を中心とする東洋の文化を研究・振興することに力を注ぎ、長年に渡り東西の文化を融合した「新しい文化の創造」を目指してきました。

東洋固有の文化がもつ伝統的な美徳をそなえた人格の形成に加え、国際的な視野をもち、全世界の文化に関する学問を志してきたのです。

国内で初めて誕生した「書道学科」と「書道研究所」をもつ大東文化大学には、全国から書道を学びたい意欲ある学生が集まり、著名な書道家を数多く輩出しています。今では「漢学・書道の大東」として広く知られるようになりました。

文部科学省のブランディング事業にも選ばれた、価値ある研究なのです。

大東文化大学が積極的に推進しているブランディング事業「漢学・書道の学際的研究拠点の形成による『東洋人の“道”』 研究教育の推進」。書いてみると、何のことやら小難しく見えますが…

この事業は、さきほどのアーカイブサイトのように、大東文化大学が建学以来培ってきた東洋人の知的資源(漢籍・書跡)などのデジタル・アーカイブスを構築し、東洋人の”道(ヒューマニティー)”の研究拠点として国内外に向けて発信することで、「東洋人の”道”を育てる大学」というブランドの確立をこれまで以上に目指すというもの。

文部科学省の平成30年度「私立大学研究ブランディング事業」にも選ばれ、高く評価されている事業なのです。
ちなみに、全157校のエントリーからわずか20校(さらに国内外向け事業としては9校のみ)選定されたうちの一つです!
アジアから世界へと広がり続ける「道」。今後の展開にどうぞご注目ください。

心ゆくまで堪能したい、奥深い書の世界に触れる

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