# STUDY

売れ残ってしまう野菜をレスキュー!食品ロス削減に池袋で学生たちが大奮闘!

2022.05.27 / 2,210PV

毎週月・水・金曜日の18時30分頃、東武東上線・池袋駅の南改札前で新鮮な野菜や果物が販売されていることをご存知ですか?

実はこれ、「TABETEレスキュー直売所」といい、大東文化大学と埼玉県東松山市、東武鉄道(株)、JA埼玉中央、フードシェアリングを手がける(株)コークッキングが連携し、昨年8月からスタートした食品ロス削減を目指すための取り組みなのです。

これまでに約21トンの食品ロスを削減!TABETEレスキュー直売所

現在日本では年間570万トン、国民1人当たりに置き換えると年間約45kgもの食品ロスが発生しており、食品ロス削減は私たちにとっても身近な社会課題となっています。

TABETEレスキュー直売所は、JA埼玉中央の直売所・いなほてらすで売れ残った農産物を(株)コークッキングが買い取り、東武東上線森林公園駅から電車で輸送し、当日中に池袋駅で再販売するという食品ロス削減の取り組みの一つです。
大東文化大学の学生はインターンシップ生として本プロジェクトに参画し、電車での輸送から販売までを担当しています。

農産物の栽培には大変な苦労と手間暇がかかります。せっかく愛情込めて作ったお野菜も売れ残りができてしまうと、以前までは廃棄されることも少なくなくありませんでしたが、「TABETEレスキュー直売所」の事業が昨年8月にスタートしたことで、これまでに約21トンもの食品ロスを解消できました。

また、売れ残り野菜が減ることで農家の方の利益につながるだけでなく、消費者である私たちにとっても手軽に新鮮なお野菜を購入することができ、かつ社会課題の解決にも一役買うことができるのです。

大学にとって、このプロジェクトの参画意義とは?

大学がこのプロジェクトに参画することの最大のメリットは学生に就業体験の場を提供できることです。
大学と企業、自治体、鉄道会社そしてJA、これだけの企業や自治体が関わる就業体験は非常に稀なケースです。これは、東松山という地域に根差し、かつ都心からも好アクセスな立地条件にある大東文化大学だからこそ実現したプロジェクトではないでしょうか。

食品ロスやSDGsという言葉は、メディアにも多く取り上げられ、ほとんどの人が耳にしたことのある言葉だと思いますが、それらを“自分ゴト”として捉えている人は多くないかもしれません。
このプロジェクトの参画意義は、学生一人ひとりがそれらの社会課題を自分たちにとって身近なことであると認識すること、そのうえで自分たちにできることは何かを考えるキッカケにつながること。そして、実践を通じて食品ロスやSDGsという世界規模の問題に向き合う経験を得られることにあるのです。

また、社会課題の解決をビジネスにつなげ、成功させていくという実学経験は、将来の大きな武器にもなるはずです。

実際の売り場をレポート!~新鮮野菜を求め列を成す大盛況っぷり!

学生の仕事は、東武東上線・森林公園駅で野菜を受け取り、電車に運び入れるところからスタートします。池袋駅に到着すると荷を下ろし、南改札前に設置した売り場スペースに運び入れ、オープンに備えます。
オープン15分前ともなると、少しずつお客様が増えはじめ順番待ちの列もできるなど、なかなかの人気っぷり。今では毎回足を運んでくださる常連のお客様や、「この間テレビを見ましたよ!」とお越しになるお客様も多いとのこと。
そしていよいよ18時30分、待ちに待ったTABETEレスキュー直売所のオープンです!

取材当日は立派に育った筍やイチゴをはじめ、多種多彩な季節の新鮮野菜が陳列されました。都心のスーパーではなかなか陳列されていない珍しい野菜も購入できるとあって、閉店までの20時30分まで、多くのお客様に来店いただき、新鮮な野菜を購入していただきました!

  • 電車が池袋駅に到着!野菜が入ったコンテナを運び出します 電車が池袋駅に到着!野菜が入ったコンテナを運び出します
  • 忙しなく陳列しオープン準備を行います 忙しなく陳列しオープン準備を行います
  • オープンから列を成す大盛況っぷり オープンから列を成す大盛況っぷり
  • 販売を通じて事業の主旨や生産者の想いを伝える 販売を通じて事業の主旨や生産者の想いを伝える

生産者の方のご苦労や事業の重要性を販売を通じ伝えていく

TABETEレスキュー直売所のスタート時からのメンバーで、大東文化大学の学生リーダー役でもある国際関係学部国際関係学科3年生の茂木彩花さん。
この取り組みは、学生ポータルサイト・DBポータルからのお知らせを見て初めて知ったとのこと。もともと環境問題に興味があった茂木さんは、鉄道を使って野菜を運ぶという点、そして食品ロスも削減できるという点で、環境にも生産者の方にも優しい取り組みだと共感し、プロジェクトへの参加を決めたそうです。
プロジェクト参加当初と現在、どのような意識の変化が起きたのかを聞いてみました。

茂木さん:TABETEレスキュー直売所をはじめた当初は、食品ロスの削減に関わっているものの、その日の販売活動が忙しくて、何か心の中で“もやもや”を感じていました。もしかすると、本来伝えるべきこのプロジェクトの事業主旨がお客様に伝えられていないのではないか…と。
ある日、テレビ番組の取材で生産者様の取材に私も同行させていただいたのですが、そのときはじめて生産者の皆さんのご苦労や農業の現実を知ることができました。
私たちはせっかく消費者の方と販売の際にお話ができるのですから、生産者様の代弁者となり、販売を通じて生産者の皆さんの想いやご苦労、食品ロス削減の重要性を伝えていかなければなりません。最初は販売で手一杯でしたが、今では現場での役割分担もできるようになり、少しずつそんな“もやもや”も解消された気がします。

参加メンバーを随時募集しています!

取材の最後にリーダーの茂木さんと、本プロジェクト担当職員の地域連携センター 大畑事務長よりメッセージをいただきました。

茂木さん:環境問題やSDGsなどは難しく捉えがちですが、実は自分たちでもできることはたくさんあります。TABETEレスキュー直売所はまさにその一例です。プロジェクトメンバーを随時募集していますので、興味がある方はぜひ参加ください!また、池袋にお越しの際はぜひお立ち寄りください!

大畑事務長:TABETEレスキュー直売所参加希望者の方は、本学のボランティア登録システムからでも結構ですし、地域連携センターに直接問い合わせていただいても結構です。テレビを見て、チラシを見て、現場を見て興味を持ったという方がいらっしゃれば、思い切って参加してみてください。

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