大東文化大学百年史編纂

資料紹介

Introduction of Research Materials

Reserch Materials 04

大東文化大学夏季語学研修留学(1973年)リーフレット

 このリーフフレットは、学務課旧蔵関係資料の1つである『昭和48年度合同教授会議事録』に綴られてある、1973年6月11日の合同教授会で了承された「語学センターの海外語学研修計画に関する件」の添附資料である。
 本学の創立50周年を記念し企画され、主催が大東文化学園、後援・協力はニュージーランド文部省、ハミルトン市、国立ワイカト大学、ニュージーランド航空で、本学関係者のみで編成された往復チャーター機(大東号)でもって、大学在学中の学部生や第一高等学校及び盈進高等学校の生徒らを含む学園関係者150名を募集対象に、ニュージーランドの国立ワイカト大学で少人数制ごとの日常会話教授(1日4時間)、ハミルトン市内の一般家庭でのホームステイ生活といった30日間を現地の英語漬けで過ごすという語学研修であった。
 なお語学研修コースは、東京からまずハワイオアフ島のホノルルへ向いオアフ島のバス見学を経て、ニュージーランドのオークランドへ行き、そこからバスでハミルトンへ入る流れと企画されている。その費用は、30日間26万8千円である。たとえば、同時期のソニー製カラービデオコーダーが29万8千円で販売され、ホームステイのツアー企画でも西武ツアーセンター(東京都豊島区南池袋)では、南太平洋オーストラリア・ニュージーランドの10日間が39万円、ハワイ民泊4泊6日が13万5千円と提供されていた物価状況である。
 本学の語学センターが「本企画の意図」として、「日本の次代の若者にとって必要なものは、世界観と語学力が当然必要となってきます。まず語学につよくなければなりません」と強調し、語学力養成を目的とした「観光会社の企画が多くでていますが、実際には殆んど身についておりません。高額の費用を使って単に観光のみに終っているものが多いようです。そこで本学では本学園自体がその教育目的(話せる、実際に役立つ英会話を研修してくる)にしたがって責任指導する計画をたてた」ものだと自負する。そして本学生らに向けて、「さあ!!学園あげて語学に強い大東文化学園の意気を示しましょう」と勧めている。
 この企画に実際に応募した参加者は、当初の予定定員を突破して計182名(大東文化大学在学生137名、第一高等学校生徒18名、盈進高等学校生徒4名、大東医学技術専門学校生4名、学園OB関係者7名、引率者12名)であった。

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