2021年3月22日、大東文化大学学位記授与式が挙式され、2451人の卒業生・修了生が晴れの日を迎えました!
2020年度は、新型コロナウイルスの影響により数々のイベントが軒並み中止に。
卒業式もやはり例年通りには行えず、板橋校舎内での学位記授与式や保護者の式典への出席は中止となってしまいました・・・
しかし!!“こんな時だからこそ、4年間の集大成にふさわしい卒業式を挙行してあげたい。”という大東文化大学教職員の想いによって、新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮しながらも、卒業生の思い出に残る「新しいカタチの卒業式」を実現することができました。
今回はそんな「2020年度大東文化大学学位記授与式」の様子を、たくさんの写真とともにお届けします!
入場前の卒業生の皆さん
まずは プログラムをチェック!
学位記授与式
・午前の部 10時30分~
・午後の部 14時00分~
開式の辞
卒業証書・学位記授与
表彰
学長告辞 内藤二郎 大東文化大学 学長
理事長祝辞 中込秀樹 学校法人大東文化大学学園 理事長
卒業生代表挨拶
校歌斉唱
閉式の辞
!Surprise スペシャルムービーの上映
いよいよ開場!
入口ではサーマルカメラによる検温・手指のアルコール消毒を設け、会場内では座席のソーシャルディスタンスを確保しました。
また万が一に備え、着席後はスマートフォン等でQRコードを読み込み、座席番号と所属・氏名・携帯番号等の登録にご協力いただきました。
さらに今回の卒業式の様子は、式場に来られない保護者の方々にも式を楽しんでいただけるよう、Youtubeでライブ配信を行いました!
式典開始
授業のほとんどがリモートということもあり、久しぶりの再会に喜ぶ卒業生。
式典が始まると壇上の司会者にグッと注目が集まりました。司会進行は学内の放送業務を総合的に担う、大東文化大学放送協会(DHK)の在学生2名が務めます。
開式の辞に続いて、卒業証書・学位記授与、表彰が行われました。
表彰では学長賞受賞者の中から、令和2年度 改組 新 第7回 日展 第5科(書)入選の滑田 一輝さん(書道学専攻博士課程前期課程2年)と湯本 隼也さん(書道学科4年) の2名が表彰されました。
続いては内藤二郎学長・中込秀樹理事長から、新たな門出にふさわしい素敵なお言葉をいただき、その後卒業生代表挨拶が行われました。
本編ではその一部を抜粋して、ご紹介します!
学長告辞/内藤二郎 大東文化大学 学長
厳しい年であった2020年ですが、厳しい局面においても、マイナス面ばかりを見ずに、「そこから何かを学び取るんだ、つかみ取るんだ」といった前向きな心、そして、「きっとうまくいく、乗り越えられる」といったポジティブな考え方を持つこと、こうした心の持ちようが大切です。社会へ出ると、さらに多くの、そして多様な場面に遭遇します。そこで平常心を保ち、自分自身を上手に律する、ということが必要となる場面が多々あります。そんな時に重要なのが心の持ちようです。世の中には色々なタイプ、性格の人がいますが、一つ言えることは、性格よりも、むしろ心の持ちようで人生の局面が随分変わるものだ、ということです。そして、心の持ちようは、訓練して身に付けるものだとも言われます。訓練といっても大げさに考える必要はありません。日々の生活の中で少し意識し、ふと気づいたときに改めよう、といったある意味気楽に、しかし地道なことを繰り返していくことです。是非、心の持ちようを整える訓練をなさってください。それぞれが社会で色々な経験をし、力強く生きていってほしいと思います。大いに期待しています。
理事長祝辞/中込秀樹 学校法人大東文化大学学園 理事長
東日本大震災、コロナ禍などの数々の災害を体験されてこられ、それぞれに多大なご労苦があったかと存じます。このような苦難を乗り越えられ、人間として一段と大きくなられ、卒業されることは嬉しい限りです。どうぞこれから学外においても身体・精神の健康の維持に一層配慮されるようお願いいたします。
本学も間もなく100周年を迎えます。様々な機会で接する各界の人々と卒業生であったり身内に在校生、卒業生が多くいることを知らされます。これらの方々はこぞって学園に大変世話になったと感謝の念を表明されます。
皆様、これから学園の卒業生としてその伝統を問われ第一線に立つものとして、力を尽くして行かれることを期待しています。
卒業生代表挨拶/〈午前の部〉法律学科・橋本 龍一 さん
多くの授業や就職活動がオンラインとなり、予期せぬ問題が頻繁に発生し、その度に苦労しました。しかし、予期せぬ事態に対応するという経験は、私にとって、とても貴重な財産となりました。4月からは、私達それぞれに新しい生活が待っています。そこでの生活は楽しいことだけではなく、困難も多く待ち受けているでしょう。しかしながら、私たちはどんな困難を前にしても、大東文化大学で積み上げた経験を胸に、決意をもって力強く進んでまいります。これからは、大学で学んだことを、様々な形で社会に還元するべく、少しでも世の中が良くなるよう貢献してまいります。
卒業生代表挨拶/〈午後の部〉国際文化学科・武田 彩生 さん
私の学生生活において最も濃い時間となったのは昨年の春休みでした。公務員試験にむけて勉強で追い込まれていた時期に、友人たちと大学やオンライン上でお互いの進路に向け切磋琢磨した時間が数か月間ありました。
この経験は私にとって大きな糧となり、決して忘れることのできない大切な思い出となりました。友人たちには感謝の気持ちでいっぱいです。卒業後もこれまでのようにお互いに助け合い、刺激し合える関係でありつづけたいと思います。また、ゼミでお世話になった廣江先生並びにキャリア支援課の職員の方々には何度も進路相談に乗っていただき、親身かつ的確なアドバイスをいただくことができました。本当にありがとうございました。
4月からは、私たちがそれぞれの手でつかみ取った道に向かい、新たな一歩を踏み出します。思い通りにいかず、苦悩することもあると思いますが、4年間で積み重ねた思い出や誇り、感謝の気持ちを胸に、自分らしさを忘れずに歩んでいこうと思います。
学長告辞・理事長祝辞・卒業生代表の挨拶は、こちらで全文をご覧いただけます!
校歌斉唱・閉式の辞が終わり、式典は終了・・・と思いきや
式が終わり、卒業生が退場しようとしたその時!
【大東文化大学 創立100周年記念事業 オリジナル卒業ソング】音楽ユニット・ヒメクリの「オーバーブリッジ」にのせて、スペシャルムービーがスクリーンに映し出されました!!なんと作詞、ギター担当したヒメクリの池田圭一さんは本学経営学科の卒業生です。
このサプライズに卒業生・修了生たちもビックリ!
ムービーで大学4年間の思い出を振り返り、最後には卒業生・修了生、全員の名前がエンドロールに流れました
写真は、卒業SNS企画「写真で集合!DAITO思い出CROSSING+」キャンペーンより卒業生からご応募いただきました。
新入生向けのスペシャルムービー・モザイクアートにも使用されますので、乞うご期待ください!!
卒業生・修了生の皆さん 、ご卒業おめでとうございます!
2020年度の卒業者・修了者総数は2,451人。
学士課程2,415人(文学部477人、経済学部360人、外国語学部348人、法学部331人、国際関係学部184人、経営学部344人、環境創造学部158人、スポーツ・健康科学部213人)、博士課程前期課程・修士課程34人、博士課程後期課程2人。
春からも大東文化大学で学んだ4年間を糧に、自分らしく頑張ってください!!