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Q1.受講のきっかけや動機について

私の受講動機は2点ありました。一つは、日ごろ仕事でスポーツによる障害や外傷を抱える小中高生と関わるなかで、子どもたちを取り巻くスポーツ環境の学びを深める必要性を感じていたからです。二つ目は、仕事上の専門性に偏った学びをこれまでしてきたなかで、スポーツを取り巻くさまざまな領域を俯瞰して学ぶ機会を得たかったためでした。

Q2.実際に受講してみて新たに得た学びや気づきや受講の感想

①スポーツの歴史や諸外国のスポーツ観、スポーツを取り巻く法制度などは、これまでほとんど学ぶ機会がなかったことから新鮮な学びでした。特に諸外国でスポーツが一つの文化として位置づけられてきていることと対比して、日本の独自のスポーツ文化を考えるよい機会をいただきました。

②今回の受講を通して、スポーツと安全、安心についての学び、自分自身のなかで考えを深められたことが私にとっては最大の喜びでした。修了課題においても、そのテーマを取り上げさせていただきましたが、子どもたちが取り組むスポーツ環境における安全管理体制の重要性、そしてパワハラをはじめとする指導者側の資質、態度など安心を担保する重要性について考えを深める機会をいただきました。

Q3.これから受講を検討考えている方へ向けたメッセージ

全20科目って、量が多いなぁ〜と感じませんか? オンデマンドで60時間の学びって、日常生活をしながらできるのかな?と不安を抱くかもしれません。私は、提供されたプログラム提出スケジュールを壁に貼り、提出目安の期限目指して休日を中心にコツコツ取り組みました。課題を提出したらマーカーで塗りつぶしてクリア!とゲーム感覚で学びを楽しみました。同時に、各科目で配布資料がありますが、私はノートを作りました。最終的には3冊になりました。講義での気づきから学びの枝葉を伸ばしたノートになりました。今後の学びの礎にしたいと思っています。

また、今回の20科目では、16名の教員の方が講義をしてくださいました。つまり、地域スポーツクラブ活動というテーマを通して、ここでは16名の専門家の方との出会いがあります。社会に出ると意外と専門外の人との出会いは少ないものです。ぜひ訪れてみてください。さらに、オプションで東松山キャンパスを訪れての自由科目が設定されています。そこでは対面でのリアルな講義を受けることができます。日ごろ、一人での学びですから、場所をかえて東松山の美味しい空気を味わいながら学ぶのも良き思い出、やる気スイッチへの再点火になることと思います。

最後に、本履修プログラムは次の歩みの始まりになりました。場をかえて、私はスポーツの安全安心の学びをスタートさせました。そうした学び続ける楽しさをも感じとれるプログラムだと思っています。