今回の観光歴史ガイドを主宰されている宮瀧教授を以前から個人的に存じ上げておりました。学科を立ち上げ、リカレント教育で社会人向けに講座を開きたいと伺っていましたので、「開講の際には受講しに行きますよ」というような話で今回受講に至りました。
40年近く前に、他大学で通った学芸員夏期集中講座の授業では、一方的に教授が黒板の前で講義をするという形でしたが、「生徒と先生、生徒同士で作り上げていく授業」という形に、非常に魅力を感じ、勉強の仕方をもう一度学びたいなというのが一番の動機でした。

ただ本を読んで先生の話を聞くだけではなく、実際に足を運び、図書館やネットで調べ、自分なりに消化したうえで課題のレポートにぶつけていく。そのような勉強の仕方を知ることができ、非常に良かったです。

実際に皆さんと会う授業は、わずか3か月ぐらいでしたが、非常に濃い時間を過ごせました。何かやりたい・学びたいけれども、何をどう学んでいいか分からない、という方がいらしたら、1度このような場に飛び込むことで、仲間を作り、新しい自分を見つけ、充実した人生の糧となる時間を過ごすことができるのではないかと思います。