STUDY

「法学部=弁護士」のイメージが変わる! 多様な分野で役立つ実践力・思考力を磨ける新コース「高度法実践専修」が2027年4月に誕生

#授業・ゼミ#受験生#法学部#就職・キャリア

法学部と聞くと、「将来は司法試験を受け、法曹の道に進むもの」とイメージする方が多いかもしれません。しかし、2027年4月に法学部法律学科に誕生する「高度法実践専修」は、そんな常識を大きくアップデートする新コースです。

本記事では、高度法実践専修の特徴や学びの魅力について、萩原基裕教授に詳しく伺いました。

インタビュイープロフィール

萩原 基裕(はぎわら もとひろ) 先生 

法学部 法律学科 教授

専門分野と研究テーマ:民法(契約法、契約当事者の利益調整)

2027年4月、法律学科の新たなコースとして「高度法実践専修」の開設が予定されています。

まずは、その概要を教えてください。

法律の基礎をしっかりと固めつつ、1年次から少人数・探究型・実践型のカリキュラムにいち早く取り組むことで、法律を覚えるだけでなく「社会でどう応用するのか」を考えながら学べるコースです。

現代の多様なキャリアニーズに応え、ビジネスや行政、国際社会など、あらゆるフィールドで実践的に活躍できる人材を育てることを目指します。

従来の法律学科 総合コースとの違いはどこにありますか?

従来のコースでは、1年次は法学の基礎を中心に学び、そこから少しずつ専門的な内容へとステップアップします。

一方の高度法実践専修では、1年次から高度な学びに取り組みます。従来からある「法学ベーシックトレーニング」のひとつを専修専用クラスとし、通常のクラスよりも一歩進んだ内容を扱います。

さらに、1年次から4年次まで、各学年に専用の講義も設ける予定です。いずれも同じ学年の他の授業より複雑な内容を扱うもので、早い段階から高度な知識やスキルを身につけられるでしょう。

具体的には、どのようなカリキュラムが用意されていますか?

「少人数・探究・実践」をキーワードに、グループワークやチームビルディング、キャリアを考える学びなど、実践的なカリキュラムを採用しています。

法律の授業では、教科書に書かれた知識を先生から学び、それを覚える学習が中心になりがちです。しかし高度法実践専修では、学生自身が考え、意見を出し、他の学生と議論しながら学ぶ「双方向型の学び」を重視。具体的な事例や社会の課題を題材に、自分はどう考えるか、法律をどのように活用できるかを検討し、仲間と協力しながら答えを導き出す訓練をします。

学年別の授業内容を教えてください。

1・2年次は、基礎を学びながら、同時に探究型の学習を積み重ねます。実際の事例や判例を題材にしたグループワークやチームビルディングなど、多彩な形式を実践。一般的には3年次でゼミに入ってから学ぶような内容を、1年次から取り入れるイメージです。早い段階から「自分で考える」「人に伝える」「議論する」という経験を積むことを目指します。

3・4年次になると、専門ゼミや実践型演習を通じて、各自の将来の目標に直結する専門性を深めていきます。とりわけ法務のキャリア形成を支える特別講座や応用演習といったプログラムでは、実務に直結する法的思考力や実践スキルを総合的に習得することを目指し、実社会で活かせる対話力・交渉力を磨きます。

また、3年生と4年生が一緒に学べる、専修生専用のゼミ形式の講義も開設。学年を超えて意見を交わし、お互いに刺激を受けながら学び合うことが狙いです。

高度法実践専修では、どのようなスキルが身につきますか?

問題解決力、利益調整力、論理的思考力、論点把握力、発信・議論力、課題発見力という6つの実践的スキルが強化されます。これらは、法律の問題を解くためだけのものではありません。実社会でも、さまざまな課題に対して解決策を導き出す場面で活かされる力です。

期待される進路イメージは?

代表的な進路は、

・ロースクール(法科大学院)への進学を経て司法試験に挑戦

・法律に関わる難関資格を取得

・国家公務員総合職をはじめとする上級公務員・司法書士・税理士などを目指す

といったところでしょうか。そのほか、一般企業の法務・コンプライアンス、営業、企画、管理などへの就職、法学研究科への進学など、多彩な進路を想定しています。

どのような学生に本コースを選択してほしいですか?

法律家になりたい、資格試験に挑戦したい、一般企業で活躍するために必要な知識やスキルを身につけたいといった、自身の目的に向けて4年間しっかりと学べる人です。

ただし、入学時はまだ将来の目標が決まっていなくても大丈夫。「大学で存分に学びたい」「今の自分より成長したい」という意欲があれば、ぜひ挑戦してください。

高度法実践専修で学ぶ学生に期待することを教えてください。

1年次から難しい内容にも積極的に挑戦し、しっかりと学びきる経験を積むことで、「自分にもできる」という自信につながります。あらゆることにチャレンジする精神を身につけ、希望する将来の道へ羽ばたいてほしいです。

萩原先生の考える「法律学」のおもしろさとは?

さまざまな問題について「自分なりの答え」を見つけられることです。法律学は、事例問題や実際の判例、社会で起きている問題について、「自分ならどう解決するのか」を考える学問。そこには、必ずしも一つの正解があるわけではありません。

だからこそ、周りと意見を交わし、議論することに大きな意味があります。他の人の考えに触れることで、新しい視点を得たり、ときには自分の考えを見直したりすることもできるはず。多様な意見に触れ、いいところを取り入れながら、最後は自分なりの答えを導き出す……そこに、法律学ならではのおもしろさがあると思っています。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

「“法律を学ぶ”とは、難しい条文をたくさん覚えること」というイメージをもっている方は多いのではないでしょうか。確かに、条文や基本的なルールを覚えることは、法律を学ぶうえで大切な基礎です。しかし、それだけが法律学ではありません。

高度法実践専修では、「考える・伝える・議論する」という学びを通して、自分の考えを深めるスキルを身につけていきます。そのスキルは、変化の激しい社会を生き抜くうえで、必ずや役に立ってくれるでしょう。

新しいコースを選ぶことには不安もあるかもしれませんが、法律学科の教職員一丸となって、みなさんの成長を全力でサポートしていきます。ぜひ高度法実践専修で、一歩を踏み出してみませんか? 疑問や不安なことがあれば、いつでも気軽に声をかけてください。先生と学生の距離が近いのも、本学科の魅力のひとつです。一緒に、学びにあふれた充実したキャンパスライフを送りましょう。

RANKING

  • STUDY

    2027年度 大東文化大学の総合型選抜|日程・自己推薦書・面接対策をチェック!

    入試情報受験生

    詳細へ
  • EVENT

    写真で振り返るオープンキャンパス!2026.08@東松山

    東松山授業・ゼミイベント入試情報受験生

    詳細へ
  • STUDY

    合格した先輩に聞いてみた!大東文化大学の総合型選抜 ~Vol.1 スポーツ科学科~

    受験生

    詳細へ
  • STUDY

    合格した先輩に聞いてみた!大東文化大学の総合型選抜 ~Vol.2 国際関係学科~

    受験生

    詳細へ
  • STUDY

    【先生に聞いてみた】『薬屋のひとりごと』を先生はどう見る?作品をヒントに「中国史」「毒と薬」の知識を深めよう

    授業・ゼミ文学部スポーツ・健康科学部

    詳細へ
  • EVENT

    オープンキャンパスレポート2026.06@東松山

    東松山授業・ゼミイベント入試情報受験生

    詳細へ

/