関西圏では一般的な入試制度のひとつである「公募制 基礎学力テスト型」。
近年は関東圏でも導入する大学が増えてきており、大東文化大学でも、2024年11月に「学校推薦型選抜(公募制 基礎学力テスト型)」という名称で実施することが決定しました。
今回は、その学校推薦型選抜(公募制 基礎学力テスト型)について、制度の特徴や受験日程、会場などの概要をご紹介します。
基礎学力テストは国語・英語のみ!
学校推薦型選抜(公募制 基礎学力テスト型)の入試内容は、基礎学力テスト(国語・英語各60分、マーク式)のみとなっています。
なお、英語については「英語民間試験(※)」の得点換算も可能です。本制度を利用する場合は、実質国語1科目のみの受験で合否が決まります。入試対策の負担をできるだけ軽減したいと考えている受験生にもおすすめです。
※英語民間試験:実用英語技能検定(従来型を含む全方式)・GTEC®CBT、検定版(4技能)・ケンブリッジ英語検定・TEAP(4技能)
面接・小論文の対策は不要
通常の学校推薦型選抜(公募制)の場合、受験するには評定基準をクリアしていることは必須。また志願表、学校長推薦書、調査書、証明書などの資料の提出が必要であるうえ、選考方法は書類審査から小論文、口頭試問や面接など、学科によって様々。他学科や大学の学科との併願をする際、場合によっては多くの試験対策が必要な場合も…。
ですが学校推薦型選抜(公募制 基礎学力テスト型)の出願に必要なのは、「調査書」と「学校長推薦書」だけ。さらに評定平均の基準や面接・小論文試験は設けていないため、基礎学力テストの対策にのみ集中できます。幅広い受験生の選択肢になりうる入試制度といえるでしょう。
他大学と併願OK!奨学金の権利にも挑戦できる
学校推薦型選抜(公募制 基礎学力テスト型)は、他大学との併願も可能。さらに、2025年1月31日(金)に実施される大東文化大学の奨学金試験制度「桐門の翼奨学金試験(合格者は原則4年間の授業料を全額免除)」 にも併願できます。つまり、学校推薦型選抜に合格すれば、入学の確約がある状態で奨学金の権利にもチャレンジできるのです。
桐門の翼奨学金試験ってどんな試験?
全国の高等学校出身者又は高等学校卒業程度認定試験合格者を対象とし、人物が良好であり桐門の翼奨学金試験の成績が優秀な方に対し、原則として4年間、入学する学科の授業料が免除される、本学独自の奨学金制度専用の試験です。
国語(現代⽂)・英語の2科⽬で受験可能なうえ、全国15会場で試験を実施しており、こちらも受験生の負担が軽減された試験制度になっています。
桐門の翼奨学金試験が不採用でも、一般選抜合格者と同等もしくはそれ以上の学力を有すると認められた受験生は、「一般選抜免除合格」となり、入学する権利が得られるなど、2種類の合格チャンスがあるのです。
全国10箇所の会場で受験可能
通常の学校推薦型選抜(公募制)は東京板橋キャンパスのみでの実施でしたが、学校推薦型選抜(公募制 基礎学力テスト型)は、全国10箇所(仙台、水戸、宇都宮、高崎、さいたま、千葉、東京(板橋キャンパス)、横浜、新潟、長野)の会場で実施。会場の選択肢が多いため、移動やそれに伴う交通費の負担が少なく、居住エリアを問わず受験しやすくなっています。
学校推薦型選抜(公募制 基礎学力テスト型)を受けることで、従来よりも合格の可能性を広げやすくなるはず。
みなさんの出願をお待ちしております!
学校推薦型選抜(公募制 基礎学力テスト型)概要
試験日:2024年11月24日(日)
出願期間:2024年11月1日(金)~2024年11月11日(月)
合格発表:2024年12月2日(月)
手続期間:一次締切2024年12月16日(月)、二次締切2025年2月28日(金)
試験会場:仙台、水戸、宇都宮、高崎、さいたま、千葉、東京(板橋キャンパス)、横浜、新潟、長野
選考方法:基礎学力テスト(国語・英語 各60分、マーク式)※英語外部試験利用可
検定料:35,000円(2方式目無料、3方式目以降は1方式につきプラス10,000円)