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研究所長からのご挨拶

法学研究所は、「法学(関連諸科学を含む。)に関する学術の研究及びこれに関連する諸事業を行い、広く社会科学の発達に寄与すること」(大東文化大学法学研究所規程第2条)、さらに地域社会との連携を図り研究成果を社会に還元することを目的として、法学部の付置研究所として設置されました。法学研究所には、学生のために研修講座を実施する「研修部会」と、研究プロジェクトを推進する「研究部会」の2つのセクションがあります。

法学研究所長 松原孝明

「研修部会」では、現役の弁護士や研究者の先生方を講師陣にお招きして、裁判官・検察官・弁護士をめざすロースクール進学、国家・地方公務員試験、司法書士、行政書士などの各種資格試験の受験指導を行う研修講座「公務員・各種資格試験・ロースクール進学等対策講座」を開講しています。これまで、多くの学生が、法科大学院や各種の公務員試験、資格試験に合格しています。

研究部会」では、所属研究員が各研究班を組織し、定期的に研究会を開催するなどの活発な研究活動を行っています。また、研究班の活動とは別に各教員も定期的に研究会を実施し、最新の研究成果を発表しています。その成果は、定期刊行物である、法学研究所報に掲載されています。

また、法学研究所では、1991年度から研究・教育活動の一層の充実を図るため、「現代の法律問題を考える」という統一テーマで、毎年11月下旬~12月上旬に「公開シンポジウム」を開催しています(場所は板橋キャンパス)。このシンポジウムは、学外から研究者・実務家などをパネリストとして招いて実施され、学生、教職員だけでなく地域の一般の方にも多くご参加いただいております。