陸上競技の2011日本学生個人選手権大会の女子1500メートル個人決勝が6月17日、神奈川県平塚市総合公園平塚競技場で行われ、陸上競技部の森智香子選手（スポーツ科学科1年）が、大会記録・自己ベストをともに更新する4分23秒18で優勝した。同大会での優勝は男女とも初めて。
　森選手は5月の第90回関東学生対抗選手権大会（関東インカレ）でも同種目で優勝しており、2大会連続で表彰台の頂点に立った。また、渡邉眞由美選手（同2年）が1万メートル第3位の成績を収めた。
　森選手の話　関東インカレを１年生で優勝したのでプレッシャーはあったが、決勝は気持ちを切り替え、自分の走りをすれば、必ず結果は出ると信じて走った。大会記録・自己ベストを更新できたのはうれしいが、関東インカレの方が良かった部分もあり、課題も残っている。この点をクリアして記録を伸ばしたい。
　外園隆コーチの話　森は積極性だけではなく冷静さも兼ね備えた選手。自分でしっかり体調管理をすることもできるし、その日の状態を自分でよく分かっている。決勝につながる走りを予選でしたからこそ、好成績を残せたと思う。
　森選手は長崎県諫早高校で３年連続全国高校駅伝に出場している。３年次に第14回アジアジュニア選手権大会や全国都道府県対抗女子駅伝の長崎県代表としても出場した。