News
第34回全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)が、10月30日仙台市で行われ、本学陸上競技部(女子長距離)は、2時間6分12秒で第5位の成績だった。
創設7年で6年連続6度目の出場となった本学は、木村芙有加主将を故障で欠く苦しい布陣ながら、小枝理奈選手が戦列に復帰、1年生を中心としたオーダーで初優勝を目指し杜の都に臨んだ。
レース序盤、瀬川帆夏選手(中国学科4年)を1区に初起用。「気負いがあったかもしれないが責めようがない(外園監督)」出遅れて、トップ差47秒の15位で2区につなぐ。2区は関東大学女子駅伝で1年生ながら1区をつとめた北脇亮子選手(スポーツ科学科1年)がトップ差57秒、12位で中継所へ入った。
中盤に入り、3区は関東大学女子駅伝には故障で不出場だった小枝理奈選手(同4年)が力走をみせ、9位に浮上した。4区・谷萩史歩選手(同3年)は経験を生かした走りで前を走る3大学に迫りながらわずかに届かず、9位のまま終盤へつないだ。
終盤、5区は関谷夏希選手(英語学科1年)が1年生ながら5000㍍で関東インカレ2位の実績を引っ提げ、エース区間・最長の9.2㌔に臨んだ。関谷選手は、区間3位の懸命の走りで3人抜きの力走をみせ、6位に。最終6区を任されたのは関東大学女子駅伝で1位のゴールテープを切った山口可純選手(スポーツ科学科1年)。襷を受け取ると区間3位の走りをみせ、前を走る4位の京都産業大の背中にあと少しと迫るが一歩及ばず。トップ差2分16秒の総合成績第5位でゴールした。この結果、本学は8位までに与えられる来年の本大会出場のシード権を獲得した。
外園監督の話
5位という結果が今の力。全く悔いはない。1年生が3人出場し、経験を積めたことで次につながるものとなった。来年に向けて大きな基礎ができたので、一から頑張っていきたい。応援ありがとうございました。
木村芙有加主将(スポーツ科学科4年)の話
今日まで全力で取り組んできたが、5位という結果には悔しさしか残っていない。準優勝より上の結果を残せていないのが今の実力だと思う。次の富士山女子駅伝に向けて、勝負強さを一人一人身につけていく必要がある。引き続き応援よろしくお願いします。
区間 | 氏名 | 区間記録 | 区間順位 |
1区 | 瀬川 帆夏(中国学科4年) | 21:14 | 15位 |
2区 | 北脇 亮子(スポーツ科学科1年) | 18:32 | 6位 |
3区 | 小枝 理奈(スポーツ科学科4年) | 22:47 | 6位 |
4区 | 谷萩 史歩(スポーツ科学科3年) | 16:21 | 7位 |
5区 | 関谷 夏希(英語学科1年) | 30:00 | 3位 |
6区 | 山口 可純(スポーツ科学科1年) | 17:18 | 3位 |
総合成績 第5位【2:06:12】 |
-
中継所に入る1区・瀬川選手
-
5区の関谷夏希選手の追い上げ
-
6区・山口選手のゴール
-
ゴール後の報告会