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2020年12月30日

スポーツ陸上競技部

富士山女子駅伝 頂まであと一歩 3年連続2位

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2020年富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝競走)が静岡県富士市・富士宮市で12月30日に行われ、8年連続8回目出場の本学は同大会最高順位の総合2位の成績だった。

本大会の出場は21チームで、コースは富士山本宮浅間大社前をスタートし、富士総合運動公園陸上競技場までの全長43.4㌔を7区間で争った。

 

1区には、前年3区を走った今井彩月選手(スポーツ科2年)を起用。1区は前半上り後半下りのアップダウンがあり2番目に短い4.1㌔の区間。全体的にゆったりとした入りから中盤に名城大学•高松選手が飛び出したが、2位集団で差を詰めて残り1㌔からは主導権争いが繰り広げられた。今井選手は2位集団を引っ張り残り1㌔苦しい走りにはなったがトップ差12秒、7位で2区の吉村玲美選手(同2年)に襷をつなぐ。2区は下り坂の続く6.8㌔のスピード区間、2年連続2区を任された吉村選手は、3㌔で2位集団に追いつき前を目指す。5㌔で立命館大学•飛田選手に追いつかれるも最後まで粘り強く走り、トップ差1分00秒の3位で3区への襷を引き継いだ。

 

3.3㌔の最短区間3区を走るのは川島琴美選手(日本文1年)。区間記録を持つ選手との勝負ともなる中、粘りの走りでトップ差1分04秒の3位で第3中継所へ。エースへ繋ぐ4区は駅伝主将の秋山祐妃選手(スポーツ科4年)。4.4㌔で細かいアップダウンのあるコースだが力強い走りでトップ差1分41秒の3位で5区の鈴木優花選手(同3年)へと襷を繋ぐ。

 

区間最長10.5㌔エース区間、前半攻めの走りで入るもののなかなか立命館大学•中田選手との差は詰めきれず、給水後6.5㌔で追いつき2位へ。後半さらにペースアップし名城大学•加世田選手の背中が見える距離まで縮めトップ差44秒の2位で6区の関谷夏希選手(スポーツ•健康科学M1)へ繋いだ。6区はフラットな道が続く6.0㌔。スタミナのある関谷選手は入りから差を詰めるべく区間新記録も狙えるペースで前を追う。大学駅伝ラストランとなる関谷選手はトップ差48秒の2位で7区アンカーの山賀瑞穂選手(スポーツ科2年)に襷を託した。

 

最終7区は、日本最大級の最難関区間「魔の坂の7区」。8.3㌔の内、3㌔地点からゴールまで高さ169㍍、ビル47階の高さを上っていく。山賀選手は前半前を走る名城大学•小林選手の背中を確認しながらも平坦は落ち着いて入り、山登りにも冷静に対応していく。初挑戦の7区、腕を大きく振り懸命に登るも追いつくことはできず、本学は総合タイム2時間24分16秒の準優勝で大会を終えた。

「常に優勝を目指すからこその準優勝の連続」(外園監督)、悔しい思いを胸にライトグリーンの選手たちは最高の笑顔を目指して突き進んでいく。

大会結果

準優勝 2時間24分16秒

個人記録

◆5区区間賞 鈴木優花選手 34分29秒

 

◆6区区間新記録 関谷夏希選手 19分35秒

写真提供:月刊陸上競技様

  • 区間賞の走りで差を縮めた鈴木選手 区間賞の走りで差を縮めた鈴木選手
  • 区間新の走りをみせた関谷選手 区間新の走りをみせた関谷選手
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