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2021年07月25日

お知らせテコンドー部

【東京2020大会速報】テコンドー競技で鈴木リカルド選手ら本学在学生・卒業生が出場

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鈴木リカルド選手の攻め (写真:森田直樹/アフロスポーツ)鈴木リカルド選手の攻め (写真:森田直樹/アフロスポーツ)

東京五輪・テコンドー競技が7月24日・25日、幕張メッセ Aホールで行われ、本学在学生・卒業生あわせて3人が出場した。日本が東京五輪でテコンドー競技に出場する男女合わせて4階級のうち3階級で本学在学生・卒業生が代表内定となる快挙で、3人は延期後1年越しに初の五輪出場に臨んだ。

 

25日に男子68kg級に出場した鈴木リカルド選手(国際文化3年)は初戦の1回戦でネジャド・フシッチ選手(ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦。第1ラウンドから0―9とリードを許す苦しい展開を強いられ、第2ラウンドに入っても相手選手の勢いが増していたが、鈴木リカルド選手は攻めの姿勢を崩さず、胴への蹴り技で2ポイントを獲得した。この後も最後までネジャド・フシッチ選手に勝負を挑んだが奮戦むなしく2ラウンド終了時点以降で20点の差がつき、2―22のPTG(ポイントギャップ)にて試合終了となった。

対戦相手が決勝に進んだ場合、敗者復活戦に回ることからネジャド・フシッチ選手の結果待ちだったが、同選手は準決勝敗退となり敗者復活はならなかった。鈴木リカルド選手は12位で五輪初陣を終えた。

卒業生も健闘

24日に出場した本学卒業生の山田美諭選手(城北信用金庫所属・2016年英米文卒)は、初戦で蘇栢亜選手(台湾)に逆転勝利し、準々決勝で46kg級世界選手権2連覇中のシム・ジェヨン選手(韓国)と対戦。着実にポイントを重ね、大差で勝利、準決勝進出を決めた。準決勝の相手は世界ランキング1位でリオ五輪銅メダリストのパニパック・ウォンパッタナキット選手(タイ)。反撃を試みるが及ばす、11ー34で敗れて3位決定戦にまわった。3位決定戦の相手はティヤナ・ボクダノビッチ選手(セルビア)。竸った試合展開だったが終盤突き放され、メダルにあと一歩届かず5位で試合を終えた。

 

同24日男子58kg級で出場の本学卒業生・鈴木セルヒオ選手(東京書籍所属・2017年国際関係卒)は全日本選手権3連覇の勢いで試合に臨んだが、足の長いデムセ選手(エチオピア)から立て続けに上段蹴りを受け、第1ラウンドで0―17。最後は差をつけられて2―22で敗れた。デムセ選手の結果次第で敗者復活戦の可能性もあったが果たせず11位の結果となった。

  • 左から本学卒業生・鈴木セルヒオ選手と山田美諭選手、在学生の鈴木リカルド選手(五輪選出時の写真)
左から本学卒業生・鈴木セルヒオ選手と山田美諭選手、在学生の鈴木リカルド選手(五輪選出時の写真)
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