大東文化大学 外国語学部/多文化共生を目指す新しい価値の不断の創造大東文化大学 外国語学部/多文化共生を目指す新しい価値の不断の創造

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学部長からのごあいさつ

大東文化大学 外国語学部長 高尾 謙史外国語学部長 高尾 謙史

 外国語学部には、中国語学科、英語学科、日本語学科という三つの学科があり、それぞれの学科において、専攻の言語と文化を専門的に学ぶことができます。また、英語学科にはドイツ語やフランス語を英語とともに専門的に学ぶコースがありますし、日本語学科では英語や中国語を日本語とともに専門的に学ぶことができます。
 外国語学部では、ことばを学ぶことからすべてがはじまります。そして、そのための仕掛けがたくさん用意されています。たとえば、ネイティブスピーカーによる授業、少人数クラス、習熟度別のクラス編成、さまざまな検定試験のための支援体制、多彩な留学プログラム(長期留学、中期留学、短期留学、現地研修)などです。さらに、中国語学科にはダブルディグリープログラムというものも用意されています。これは、3年次と4年次の2年間を中国の大学で学び、大東文化大学と中国の大学の2つの学士号(ダブルディグリー)を取得するプログラムのことです。
 みなさんには、このような仕掛けをうまく活用し、外国語運用能力をしっかりと身につけて、中国語で仕事をしたり、英語で研究をしたり、複数言語で外交にたずさわったり、多言語を自由に切りかえながら世界をとびまわったり、いろいろな文化圏の人に日本語を教えたり、フランス語で恋人に愛をささやいたり、ドイツ語で夢をみたりできるようになってほしいと願っています。ことばによって外の世界にとびだし、高く飛翔してほしいのです。

 しかし、それだけではありません。たとえば、ことばを学びはじめると、風土や文化のちがいにとても敏感になるはずです。たとえば、日本語では湯と水はちがうことばですが、英語には water という単語しかありません。たぶんごぞんじでしょう。また、日本語には「湯水のようにつかう」という表現がありますが、この表現のもつ手触りのようなもの、比喩のもつ肉感のようなものを、砂漠に住む人や、夏になると空気が乾燥して森林火災が発生するようなアメリカ西海岸や、地中海沿岸などに住む人に伝えるのは、なかなかむずかしいと思います。詩を翻訳していてこのようなことばに出逢ったら、とても悩むのではないでしょうか。
 あるいは、こういう疑問に突きあたるかもしれません。世界史年表をひらくと、1429年5月8日、ジャンヌ・ダルクがオルレアンの町を解放した、などと書いてあります。みなさんはおそらく、ことばから独立した客観的出来事が存在し、それがたとえば「少女が町を解放した」とか「イギリス軍が攻囲をといた」とか、いろいろな観点からさまざまないいかたで表現されているにすぎない、と思っているのではないでしょうか。しかし、この場合の客観的出来事とはいったいなになのか、よく考えてみてください。無数の表現のむこうにある、核のような客観的出来事。そのようなものがはたして存在しているのかどうか。ラッキョウの皮を剥いていくと、最後にはなにも残りません。ラッキョウの皮がラッキョウそのものだからです。それと同じことで、ことばによって物語られる歴史、あるいは、歴史を物語ることばこそが、歴史そのものなのではないでしょうか。ヨーロッパの言語では、歴史も物語も、ギリシア語のヒストリアが語源です。英語のヒストリーとストーリーがそうですし、そもそもフランス語やスペイン語やイタリア語では同じひとつの単語が両方の意味をもっています。
 みなさんには、このような疑問のまえで立ちどまり、外国語を学ばなければ気づかずにとおりすぎてしまうような問題を、じっくりと考えられるようになってほしいと願っています。ことばをめぐりながら世界の謎にいきあたり、そこに深く沈潜してほしいのです。

 ことばによって高く飛翔すること。ことばをめぐって深く沈潜すること。外国語学部では、このふたつをともに可能にするような環境をみなさんに提供したいと考えています。

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