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何にでも挑戦することが大事。やりたいことを見つけるきっかけに/内定者インタビュー

#文学部#就職・キャリア

将来を考える中で、多くの学生が悩むのが就職活動。「どんな基準で企業を選べばいいの?」「自分に合う仕事って何だろう?」そんな疑問に向き合い、内定をつかんだ先輩に話を聞きました。大学での学びがどう活きたのか、これから就活を始める人にとって、きっとヒントになるはずです。

プロフィール

利根町役場 内定
⽂学部書道学科4年
千葉・私立⼆松学舎⼤学附属柏⾼等学校出身

書道学科から、教育と地域社会に貢献する道を目指して

昔から好きだった書道を深く学びたいと思って書道学科に入学しました。教員になることは視野に入れていませんでしたが、なにかの役に立つかもしれないと考えて、中学校・⾼等学校国語と⾼等学校書道の教員免許の取得を目指すことにしました。教職課程では、教育現場に書道教員が少ないことや、多様な背景をもつ⼦どもたちが抱えている問題を目の当たりにする機会がありました。その後、教育だけでなく、社会全体の問題や課題と向き合う仕事に興味を持つようにもなり、自分の住んでいる地域の行政が主催する「町づくりワークショップ」に参加してみることにしました。そのワークショップは、異なる年代の人たちといっしょになって町の歴史を学び、これからの取り組みを話し合うという内容だったのですが、そこでの体験がきっかけとなり、将来の方向性が定まったような気がします。

学内行事やアルバイト、挑戦を通じて見つけた自分の道

将来のキャリアプランやライフプランを考えたときに、自分に向いているものがまだ明確になっていない場合は、学内の行事やアルバイトに挑戦するものいいと思います。私はゼミ⻑として、ゼミの制作展や卒業制作展の運営、合宿の計画など、責任のある仕事を任せてもらい、有意義な時間を過ごすことができました。また、書道学科の学生が経験できる学内アルバイトに応募し、神社の筆耕や展覧会の運営にも携わりました。ふだんは交流のない他学科の学⽣や⼤⼈たちと関わることで、いまの仕事にもつながる貴重な経験ができたと思います。学生時代は少しでも気になったことがあれば、迷わずに挑戦してみるといいですよ。
就職活動は3年⽣からはじめました。就活の軸を決めるために、これまでの経験を振り返って⾃⾝の得意不得意や好き嫌いを理解するなど、早い段階で⾃⼰分析をするのがおすすめです。私は⾃分⾃⾝を過⼩評価してしまう傾向があるため、キャリアセンターや外部のエージェントを活用して、エントリーシートの添削をしてもらったりしました。公務員試験に向けての勉強は、⼤学1年生から続けていた塾講師のアルバイトの経験が役に立ったと思います。

 

私自身は公務員試験を受けて、利根町役場に就職することになりましたが、就職活動を通して、自分自身がこれまでたくさんの⼈に助けられながら⽣きてきたということを、あらためて実感しました。これからは役場の職員として、こんどは私が周りの⼈や社会を支えていけるように、利根町をよりよい町にしていきたいです。

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