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レポート英語圏

【オーストラリア】グリフィス大学

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こんにちは、文学部英米文学科4年木村咲乃です。私は国際交流センターのあおぎり奨学金とJASSO貸与奨学金を併用して留学をしています。中学生の時2週間の語学研修に行ったことがきっかけで大学生になったら必ず留学を1年しようと思い続けて約6年、留学の夢が叶いました。
この留学が実現するまでたくさんの課題がありました。当初は大学1年の時にする留学が、コロナウイルスの影響で留学生募集が閉鎖してしまい、3年の春にフィンランドへ行くはずだった留学は奨学金留学制度対象ではあったものの私の語学不足とフィンランド大学に語学学校がないということから、実現することができず一度はあきらめかけたこともありました。しかし、あおぎり奨学金を大学の先生が提案してくださり、こうして私の夢がかなったのも文学部の先生方、国際交流センター方そして両親のおかげです。
留学期間は2023年1月31日から2024年2月末までを予定しており、今回が初めてのレポートになります。今回のレポートは約4か月が経過した現在の学習面、日常生活、心境の変化にについて書きたいと思います。

 

授業面
私は大学の付属語学学校に通っています。授業時間は月曜~金曜の9:00~13:30のため午後は自由な時間を過ごすことができます。内容はReading, Writing, Speaking, Listening を総合的に学びます。私が現在いるクラスはクラスメイトと一つのトピックについて話すことに重きを置くクラスだと感じます。私はたいてい授業が終わった後、図書館へ行って課題や文法勉強をしています。最近の授業では社会問題について取り扱うことが多いので、TEDedを使ったりして知識の吸収やプレゼンテーションの仕方を学んでいます。

 

生活面
私は現在ホストファミリーと一緒に暮らしています。朝と昼は家にあるものを各自で用意し、夜はホストの作ってくれるご飯を一緒に食べます。学校から家までトラムとバスを使って1時間ほどかかります。ホストの家族がとても親切でオーストラリアで生活する上での沢山のことを私に教えてくれるので、大きな問題はなく留学生活を送れています。休日の土日のどちらかは外に出て気分転換をしています。そして家族との時間も大切にしています。最近印象に残ったことは、オーストラリアに生息する鳥についてです。犬の散歩をしていると、日本では見ることができないようなカラフルな鳥やおかしな鳴き声をする鳥が多く見られます。例えばkukkabara、galah、Lorikeet, Cockatooなどです。最初はホームステイから寮への変更を考えていましたが、語学学校にいるまでは今のホストと暮らしたいと考えています。
語学学校の友達と遊ぶときはビーチに行ってリフレッシュしたり、多国籍料理食べに行ったりします。語学学校にいると様々な国籍の人と知り会うことができるので、食文化への興味が広がりました。

 

心境変化
たった4か月間の留学で沢山の心境の変化がありました。1か月目は内気な性格と語学力の無さから自信を無くし、2か月目はある程度授業で話せるようになったものの、頭の中で考えていることを上手くまとめることができず言葉にすることができず諦めてしまうこともありました。現在では語学学校でできた友達やホストファミリーともっと話せるようになるために学校以外のコミュニティや仕事探しなどに挑戦しています。

留学のきっかけや理由、目的や目標は十人十色です。また、どの学年で留学するべきかも関係ないと思います。確かに3年生で留学するのは就職活動が遅れてしまうし一般的なルートと異なる難点があると思います。ですが、それ以上に留学は自分の可能性を広げる自己投資なのだと4か月の留学生活で実感することができました。

 

以上が私の留学レポートです。最後まで読んでいただきありがとうございます。このレポートが少しでも留学を考えている方のサポートになれば幸いです。