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大学時代の楽しい思い出が、仕事をがんばる糧になります/卒業生インタビュー

#卒業生#文学部#就職・キャリア

大東文化大学を卒業し、多彩な分野で活躍する卒業生。大東文化大学で過ごした日々が、卒業生のみなさんの今にどう繋がっているのでしょうか。どんな学生時代を送り、何を大切にしてきたのか。そして、どんな未来を描き就職活動を乗り越えたのか。インタビューを通して、彼らの学生生活がどうキャリアに影響を与えたのかをお聞きしました。

プロフィール

山﨑未空さん
文学部教育学科保育士課程
2020年度卒業
品川区立品川保育園

子どもたちの笑顔が原動力。保育士として歩み続ける日々

現在、保育士として1歳児(高月齢)のクラス担任をしています。いまの職場で4年目になり、さまざまな行事のリーダーも任されるようになりました。日々の仕事は大変なことも多いですが、子どもたちや保護者の方々が園の行事で楽しそうに笑っている姿を見ると、この仕事のやりがいを感じますし、子どもたちの成長はなによりもうれしいですね。子どもたちが笑顔で、「みくせんせい!」と呼んでくれるときなどは、保育士になってよかったと感じる瞬間です。

4年制大学だからこそ広がった視野

高校生のころ、将来はスクールカウンセラーになって子どもたちの心の支えになりたいと進路相談をしました。その時に保育士資格の取れる大学に進学すると子どもの心理も学べるし、将来の視野が広がると助言があって、保育士課程のある大東文化大学を選びました。大学では心理学や保育にかかわる分野以外の勉強もしながら、幅広く将来のことを考えていました。実際にさまざまなことを学んでいくなかで、自分は未就学児と関わる仕事に就きたいんだ、と強く思うようになり、卒業後は保育士になることを決めました。

保育士を目指す学生の多くは短期制大学を選択することが多いのですが、私は4年制大学を選択したことで、心理学や小学校教育だけでなく、保育とは直接関係のないポルトガル語なども履修できて、視野が広がりました。また、4年間のキャンパスライフ満喫しながら、将来のことをじっくり考えられたので、とても有意義な大学生活を過ごすことができたと思います。特に、大東祭実行委員会やオープンキャンパスのスタッフ経験は、いまの保育の仕事にも活かせる貴重な経験でした。自分たちで催し物を考えて、一からつくり上げる作業は保育園の行事づくりに似ていますし、オープンキャンパスでのリーダー経験は保護者との対話や園内の意見を取りまとめる仕事に役立っています。

保育の仕事は毎日が反省の繰り返しです。幸せを感じる瞬間もたくさんありますが、子どもたちとうまく関われなった日は帰宅しても気持ちがあがらないですし、自分自身のコンディションがよくないときに、それが子どもたちとの関わり方に影響してしまったときなどは、かなり落ち込みます。でも、辛いときには学生時代の楽しかったことを思い出すと、自然と元気が湧いてきますね。そのときにしかできないことを経験し、思い出をたくさんつくることが、きっと今後の人生の支えになってくれるはずです。自分と同じように保育士や小学校教員として働いている同級生とは、いつも情報共有しながら、お互いに切磋琢磨してがんばっています。

 

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