Professor

教員紹介

小池剛史

こんにちは、小池です。2005年の春からこの英米文学科に勤めています。今現在の英米文学科の中では若い分類に入り、学生の皆さんと年齢的に近いわけです。しかし一年一年とすぎるうちに学生との年齢さが増えて行き、やがてもう「若い」とは言えない年齢になる・・・。しかし私は60歳、70歳になっても「英米の中で一番若い」と胸を張って言えるようでありたいと思います。私は教室では教員ですが、下に書いてあるような研究テーマを研究する「学生」でもあり、また家族に戻れば、「夫」であり「父」でもあります。このように一人四股をやっていますが、それぞれの役をよりよくこなせるように、成長し続けたいと思っています。夢を持って成長し続けることが自分を「若く」保ってくれるのだと思います。学生の皆さんも「若く」あってください!

教えている科目とその内容(What do you teach?)

「英語学演習2」 英語話者向けに書かれた英文法書を読み解き、中高で習うものとは異なる英文法を学びます。
「ウェールズの文化とことば」 英国を構成する4つの国の一つウェールズの文化とことば(ウェールズ語)を学びます。
「英語の歴史」 1500年の英語の歴史を学ぶことで、現代英語の色々な「不思議」を説明します。

先生の研究テーマ(What are you researching?)

英語の歴史を研究しています。特に、古英語期(700年~1100年)から中英語期(1100年~1500年)にかけて、英語を取り巻く環境が英語にどのような影響を与えたのかに興味を持っています。また、もう一つのテーマとして、英国を構成する4つの国の一つウェールズについて、またウェールズ独自の言葉、ウェールズ語について、研究しています。特に、現代標準ウェールズ語の文法を中心テーマとしています。

専門のおもしろさを語ってください!

英語の歴史を学ぶと、今の英語の色んな不思議が説明できるのが、とても楽しいです。
ウェールズには、いまだ日本に紹介されていない興味深い文化が宝物のようにたくさん隠されていて、ウェールズ語という言葉がその文化を開く鍵なのです。

週末は何をしていますか?(What do you do on the weekend?)

自分の子どもたちと遊んだり、一緒に家事をしたり、ウクレレを弾いて一緒に歌ったりしています。それから日曜日は毎週家族で教会に通っています。

好きな本や音楽はなんでしょう?

遠藤周作の小説が好きです。『聖書』も大好きです。音楽は、吉田拓郎とQueenにハマっています。

学生に向けてのメッセージをお願いします!

大東文化大学での4年間の中で、何か自分にとってプラスになるものを見つけてください(本でも、詩でも、作家でも、映画や劇でも、英語という言葉でも、留学でも、あるいは仲間でも、部活やサークルでも)。それぞれ自分の形で、意味ある大学生活を送ってください。

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