Professor

教員紹介

日本文学科

教授

木村 陽子

研究領域:日本近代文学

小説のほかに、演劇や映像メディアも研究しています。

千葉 一幹

研究領域:比較文学/近現代文学批評

目と耳が二つあることの重要性は理解できるでしょう。では、鼻の穴は二つあることは必要なのでしょうか。それと文学研究と何の関係があると思われるかもしれません。当たり前を疑うことが研究の第一歩です。自由な視点でものを見ることを学んでください。

德植 俊之

研究領域:平安文学/国語教育

平安時代の和歌に詠まれた素材や表現が時代とともにどう変化していったか、あるいは歌人がどのような生涯を送り、どんな人々と交友していたのか、などについて研究しています。また、『伊勢物語』や『竹取物語』などの古典教材の解釈や扱い方も研究テーマの一つです。古典の世界は謎だらけ。その謎解きに、日々ワクワクしながら挑戦しています。

播本 眞一

研究領域:江戸時代の文学

『南総里見八犬伝』を中心に小説の研究をしています。作品に仕掛けられた謎を読み解く面白さは無限です。

美留町 義雄

研究領域:日本と西欧の比較文学・文化

日本文学とドイツ文学との関わりについて、ドイツに留学した森鷗外を中心に研究を進めています。授業では、日本やドイツに限らず、文学と漫画、またアニメーション作品との比較も行っています。

藤尾 健剛

研究領域:日本近現代文学

主な研究対象は、夏目漱石、川端康成、宮沢賢治などです。この3人は、いずれも国際水準の作家といって過言でないでしょう。彼らがいかに豊かで巧緻な世界を構築したかを探求することは、胸をわくわくさせる、尽きない喜びです。

山口 敦史

研究領域:上代文学

日本上代の文学作品を研究しています。『日本霊異記』などの説話文学や記紀神話などを主な対象とします。最近は、神仏習合思想の起源、疫鬼と疫病蔓延の関係、動物と人間とはなぜ説話の中で会話できるのか、などについて考えています。

特任教授

古屋 明子

研究領域:平安文学/国語教育

「源氏物語」を中心に、上代から近世までの古典に表れた畏怖・恐怖と倫理観の研究をしています。また、有名古典の言語活動、ICTの活用法や協働学習の技法、比べ読みの教材について追究しています。教員採用試験対策の古文セミナーでは、古文をスラスラ読むことのできる力の育成を目指します。

准教授

滝口 明祥

研究領域:近現代文学

井伏鱒二や太宰治を中心に近現代文学を研究しています。文学作品がどのような時代や社会のなかで生み出され、どのように受容されてきたのかということに関心を持っています。

冨樫 純一

研究領域:日本語学

日常生活やマンガ・小説などで用いられることば、特に、感動詞や役割語を中心に研究しています。ほんのちょっとしたことばづかいの違いにも、何か意味や目的の異なりがあるのでは?と考えてみると、ことばの世界が広がっていきます。

講師

大西 由紀

研究領域:比較文学・文化/翻訳論

明治から現代までの日本で、欧米のオペラやミュージカルがどのように理解され、翻訳され、上演されてきたかを研究しています。翻訳・翻案・異文化交渉に広く関心があり、たとえば機械翻訳の功罪や漫画実写化の倫理といった、最近の話題からも刺激を得ています。

田村 正彦

研究領域:中世日本文学/文学と絵画

「地獄」に関することなら何でも研究します。どんな世界なのか。なぜ誰もが知っているのか。そういった謎や疑問を、文学や絵画から解き明かしてゆくことが、私の今の研究テーマです。

藤井 史果

研究領域:日本近世文学

江戸時代に誕生した多彩な文芸ジャンルのなかでも、とりわけ笑話と怪談に関心をもって研究しています。
授業では、仮名草子・浮世草子から洒落本・黄表紙・滑稽本に至るまで幅広い文芸作品を取り上げ、当時の人々が何をいかに笑い、また恐れていたかについて検討しています。

山田 悠介

研究領域:環境文学/文体論

詩人・作家の石牟礼道子の作品をとおして、変身、声、記憶といったテーマについて考えています。

中国文学科

教授

大橋 由治

研究領域:漢から唐の文学(詩文やその文化的背景の研究)/文言小説(神話・説話・怪異譚・恋愛物語などの研究)

妖怪、幽霊、神、仙人、美女、動物、夢などが登場し独特のプロットを展開する中国の説話を研究しています。

津曲 真一

研究領域:宗教学

チベットの宗教思想・文化・歴史について研究しています。

山口 謠司

研究領域:書誌学(中国の書物の研究)

中国や日本では、むかし、どのように本が作られていたのかということを、主に研究しています。

准教授

小尾 孝夫

研究領域:六朝の歴史(『三国志』『建康実録』などの研究)

中国の魏晋から隋唐にかけての歴史、とくに、東晋南朝(宋・斉・梁・陳)時期の政治史および政治制度史について研究しています。

小塚 由博

研究領域:明清筆記小説(『板橋雑記』『剪灯新話』などの研究)

明末清初という激動の時代を生きた文人たちの文化活動(詩・文・随筆・小説・戯曲・書画の制作など)を考察し、彼らの多様な生活の実態を研究しています。

特任准教授

宮﨑 潤一

研究領域:国語教育・文学研究

国語科の指導法方法についての様々な実践データを駆使して、将来、国語の教師として教壇に立てるためのトレーニングを段階的に継続します。

講師

亀澤 孝幸

研究領域:中国書道史・書論

書の歴史を物質と観念の両面から探究しています。

髙橋 睦美

研究領域:中世の思想(儒家、道家、仏教)

「老子」を中心とした中国の古代から中世までの思想史を研究しています。

助教

石川 薫

研究領域:中国語学

日本における中国語教育の歴史を研究しています。

英米文学科

教授

網代 敦

研究領域:中世英語・英文学と英語史

700年から1100年頃の古期英語で書かれた詩と散文を研究しながら現代までの英語の史的発達を探っています。

河野 芳英

研究領域:イギリス児童文学研究

『ピーターラビットのおはなしTM』の作者、ビアトリクス・ポターTMの生涯と業績を掘り下げて研究してゆきます。

里見 繁美

研究領域:アメリカの文化ー音楽を中心に

アメリカは比較的短い歴史にもかかわらず、多種多様な文化を育んできました。その本質に迫ることがテーマです。

ジョージ・ウォレス

研究領域:『不思議の国のアリス』研究

『不思議の国のアリス』とその続編『鏡の国のアリス』を通して、19世紀のイギリスの歴史・文化を研究します。

中澤 紀子

研究領域:英文法研究ー生成文法の考え方を用いて英語の構文を見る

英語の文法を中心に英語の構造を探る研究とナーサリーライムを言語・文化の両面から探る研究をしています。

准教授

菊池 かおり

研究領域:20世紀イギリス文学・文化

20世紀前半のモダニズム以降の小説、特にヴァージニア・ウルフなど女性作家の作品を中心に、文学と建築の横断的な関係性について研究をしています。

小池 剛史

研究領域:英語史・ウェールズ語学

英語とウェールズ語の歴史を研究し、イングランドとウェールズが歴史的にどのように関わってきたかを考察します。

照沼 阿貴子

研究領域:母語の獲得

子どもがどのように母語を獲得するのかについて、英語や日本語等の異なる言語の場合を比較しながら探ります。

日野原 慶

研究領域:現代アメリカ小説と環境

現代のアメリカ小説やネイチャーライティングなどを研究対象として、それぞれの作品において提示される環境観についての考察を行っています。

藤村 希

研究領域:近代アメリカ文学・文化

19世紀のナサニエル・ホーソーンを中心とする作家の作品を、文化・社会・歴史との関連の下にジェンダーの観点から研究しています。

特任准教授

三野宮 春子

研究領域:英語教育学

丸暗記と機械的反復を偏重する外国語教育からの脱却を目指し、学術・実践の両面から学習・教育に接近します。また、即興劇を用いた教材開発を行います。

講師

木村 竜太

研究領域:イギリス思想史・文化史

詩人、工芸家、社会主義者など多様な活動をしたウィリアム・モリスを中心に19世紀イギリスの思想史・文化史を研究しています。

教育学科

教授

荒井 明夫

研究領域:近代日本中等教育史

教育の歴史が専門です。人は何故学校に行くのか、地域の人々は何故学校を作ったかがテーマです。

石渕 聡

研究領域:身体表現の理論と実践

学校の集団演技、コミュニケーションとしての身体、身体表現の可能性等をテーマとして理論と実践から探る研究をしています。

一盛 真

研究領域:社会教育/社会科教育/人権教育

ヒトがなぜ競争や差別をするのか、なぜ他者との協働や相互扶助を生み出すのかということを現代の学校(における子どもの成長)、「障害」をめぐる問題を通して考えています。また、近代の人種主義・植民地主義の問題をセクシャリティを切り口に「マジョリティ」問題として研究しています。

呉 栽喜

研究領域:子ども、家族、地域とのかかわりーその理論と実践

子ども・家庭支援に関わる政策および実践について研究しています。

金澤 妙子

研究領域:子どもとのより良い関わりを考えるー子どもの傍らにいる大人になるためにー

保育実践の場で、保育者の関わりや子どもを見ながらその行為の意味を探求しています。また、保育記録の検討会に参加し、子どもにとってよりよいかかわりを保育者と共に考えあっています。

小室 俊明

研究領域:英語教育学

学習者が英語でコミュニケーションをする力を育てる方法をさまざまな面から研究しています。

齋藤 友介

研究領域:障害をもつ子どもの育ちや教育を学ぶ

特に、聴覚障害児教育の歴史及び聴覚障害児のコミュニケーション指導法について研究しています。

杉田 明宏

研究領域:平和学習論ー暴力に気づき平和を創り出す学びとは?-

虐待・体罰・いじめ・差別・戦争等、さまざまな暴力の原因と克服の方法を心理学の視点から研究しています。

須藤 孝也

研究領域:哲学、論理学

哲学、倫理学、宗教学など、人文学一般を見渡しながら、真理と人間について研究しています。

浜田 久美子

研究領域:日本古代史/図書館情報学

古代日本の国際交流や外交文書・外交儀礼について研究しています。

松田 洋介

研究領域:教育社会学・学校知識論

ひとびとはどのような学校をつくってきた(いる)のか、ひとびとはどのように学校を経験してきた(いる)のかを、実証しながら、わたしたちの社会に学校が存在する意味について考えます。

特任教授

塩崎 義明

研究領域:生活指導・特別活動

小学校現場に学級担任として37年間勤務。具体的な生活指導実践を現場目線で研究することでこれからの学校づくりを見通していきます。

関井 一夫

研究領域:美術・工芸および図工科教育

工芸「金工」を専門に研究しています。特に鍛金・彫金という、鎚やタガネで金属を成形する技法の研究を行っています。

深見 友紀子

研究領域:音楽教育の現代化を目指して

音楽指導におけるICT活用、子どもの鍵盤教育の現代化、児童の音楽文化活動の企画・支援などに取り組んでいます。

准教授

厚 香苗

研究領域:文化人類学/民俗学

現代日本の民間伝承に関心があります。大都市と、過疎化の進む村落の双方で研究をしています。

田尻 敦子

研究領域:問いをみつけて探求し、共同体へ参加をする方法と実践を学ぼう

インドネシアやイエメン、セネガルにおける学校と地域の関係を状況的学習論の観点から研究しています。

中村 清二

研究領域:子どもと対話し、「学び」を探求し、自分の人生を主体的に生きる

すべての人の「生きる喜び」を保障することが民主主義の教育です。そのための教育の方法と哲学を研究しています。

中村 麻由子

研究領域:教育における臨床の知の探求

教師の実践的探求と、研究者の学問的探求を行き来する教育の臨床を基盤にしながら教育学を探求しています。

山中 吾郎

研究領域:ことばによる認識と表現の学びを実践的に

文芸学の理論研究を基礎にして、子どもたちの認識と表現の力を育てる国語科教育のあり方を実践的に研究しています。

講師

飯牟礼 悦子

研究領域:「こころの働き」を研究しよう

子どもから大人まで、さまざまな「経験」を通して発達する人間の「こころ」の研究をしています。

岩崎 淳子

研究領域:保育学

子どもの遊び・生活を支える保育者の行為や地域を取り入れた保育実践などを通して保育者の資質や専門性について考える研究をしています。

北風 菜穂子

研究領域:臨床心理学

暴力を経験した子どもや女性への心理支援について、コミュニティ・カウンセリングの視点から研究しています。

末定 整基

研究領域:算数科教育

算数を学ぶ意味を実感できる主体的・対話的な授業を創るために、子ども一人ひとりの思考と発達に応じた教材・教具の研究をしています。

三島 一郎

研究領域:コミュニティ心理学・臨床心理学・地域精神保健

精神障害回復者クラブをはじめとするセルフ・ヘルプ・グループの研究が専門です。

教職課程センター 専担教員

中井 睦美/渡辺 雅之/山本 宏樹/児玉 佳一

研究領域:教職セミナーや相談業務を担当しています。

書道学科

教授

植松 浩祥

研究領域:漢字作品制作

明代清代諸名家の連綿行草体の研究を基礎とし、現代感覚溢れる作品制作を目標とします。

河内 利治

研究領域:「美」「芸術」の本質と日本人の美意識

人はなぜ書を「美しい」と感じ、「芸術」であると思うのか。東アジアの伝統的な書の本質を研究していきます。

澤田 雅弘

研究領域:中国の書の変遷と発達の過程

中国における書の変遷、書に関わった人々や書を生み出す社会の実態、書に関する思想などを研究しています。

高木 厚人

研究領域:仮名作品制作演習ーかな古典に根ざした創作作品制作

平安時代に開花した仮名の美しさを分析し、古典の美を踏まえた現代の仮名を創り出すことが目標です。

髙橋 利郎

研究領域:日本の書の特質と変遷

今日に伝えられる遺墨と歴史上の能書の活動について、それらを取り巻く社会的な環境にも注目しながら日本の書の特質や魅力について研究しています。

綿引 浩一

研究領域:篆刻作品制作演習ー造形の把握と篆刻表現の獲得

篆刻は方寸の小宇宙に作者の知識・技術・感興を集約していく藝術です。金石文字を研究し、作印における現代的表現の技法と理論を探求しています。

准教授

角田 健一

研究領域:漢字作品制作演習ー楷書・行書・草書・篆書・隷書による作品制作

「今」に生きる私たちが現代の書をいかに表現すべきか。書作と書学の相互性の中で書の本質を考えます。

丸山 猶計

研究領域:日本書道史及び書跡文化財

作品の執筆環境を復元的に考察し、伝来状況を文化史的に検討し、作品の価値や意義を追究しています。

特任講師

鹿倉 壮史

研究領域:漢字作品制作演習

古典の品格と現代的な美意識を融合させ、書の可能性を考える研究をしています。

助教

石丸 真弥

研究領域:仮名作品制作

古典の臨書・鑑賞を通して仮名の美を研究し、伝統に立脚した現代の書表現を追究しています。

歴史文化学科

教授

落合 義明

研究領域:『吾妻鏡』の講読と鎌倉武士の研究

12世紀の終わりから16世紀にかけての東国の武士団や城館について、地域の視点から研究に取り組んでいます。

久住 真也

研究領域:明治維新期の政治と人物

明治維新を専門に研究しています。幕末の天皇や将軍、長州藩や新選組を学問する面白さを伝えます。

宮瀧 交二

研究領域:地域に遺された歴史遺産の発見とこれを活かした観光プランの作成

歴史研究の成果を、観光を通じて社会に還元する「観光歴史学」の構築を目指しています。

武藤 慎一

研究領域:西洋の古代世界と東方世界の関係の研究

西洋文化とそのシルクロードを通した東洋文化との交流を研究しています。

湯城 吉信

研究領域:日本における中国思想の導入

中国・日本の思想文化史を研究しています。特に中国の思想・文化を日本人がどのように受け入れたのかに興味を持っています。

准教授

池本 今日子

研究領域:西洋近世/近代の政治外交史、それらを背景とした文化史の研究

18世紀からナポレオン戦争後を中心に、ヨーロッパ政治外交史をロシア皇帝の側から研究しています。文化にも注目します。

新居 洋子

研究領域:世界史を「交流」の視点から捉え直す

世界規模の人や物の移動が盛んになった近世、東アジアとヨーロッパの間でどのような人や物が往来し、互いの文化にいかなる作用を及ぼしたのかを中心に研究しています。

野瀬 元子

研究領域:文化・歴史を活用した観光まちづくり

地域の文化・歴史を活用した観光まちづくり、観光政策について研究しています。