Professor

教員紹介

山田 悠介(やまだ ゆうすけ)

【自己紹介】
ことばってなんだろう。子どもの頃からずっとふしぎに思ってきました。そのふしぎの正体を、自分なりに、ほんの少しでも解き明かしたくて、研究の道に志しました。紆余曲折ありましたが、現在は、環境文学(自然と人間の関係を主題とする文学)と呼ばれるジャンルの作品や、石牟礼道子という詩人・作家の言葉をとおして、そのふしぎに迫ろうと試みています。

 

【学生へのメッセージ】
新たな何かと出会うことももちろんとても刺戟的ですが、出会い直す、ということもなかなか魅力的な体験です。自分でもすっかり忘れていたことや、何の役に立つんだか、と思っていたことが、突然、それまでとはまったく違う意味をもってたち上がってくる。あなたのなかにあるもの、あなたのなかにしかないものが、あなたを思いもよらない場所へと連れていってくれる。新たな出会いを運んでくれる。出会い直しには、そんな力がある……かもしれません(ないかもしれません)。大学という場が、あなたにとって、よき出会いの場に、そして、よき出会い直しの場になることを祈っています。

 

【山田ゼミではこんなテーマで卒業論文が書かれています】

  • 人と植物をつなぐ〈衣食住〉 ―梨木香歩の作品を中心に―
  • 〈老い〉を追う ―三島由紀夫と橋田壽賀子―
  • 性転換が創る〈わたし〉
  • 筒井康隆のメタフィクション

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