担当している科目は、「フレッシュマン•セミナー」、「英文学入門」、「英米文化の中の女性」、それから「ゼミ」や「卒論」などです。いずれの授業でも、グループ・ワークやディスカッションを交えながら、学生が主体となって、問題を見つけて、それに対して多角的に考えることの楽しさを実感できるような授業づくりを心がけています。

　大きく言えば、20世紀のイギリス文学と文化ですが、特に、作品に描かれている建物や風景に着目し、なぜその建物が描かれているのか、その風景にどのような意味が隠れているのか、といった問いを基軸において、作品を取り巻く空間の問題を中心に研究しています。

　世界中で新しい研究が次々と発表されている英文学・文化の世界を探究することで、実は、私たちが直面している社会問題を別の角度から見直したり、未来を見つめ直すことにもつながったり、自分の理解や興味を多角的に深めていけるところに魅力を感じています。

時には山へ行ったり、川で泳いだりしながら、自然を満喫したりしています。

子供の頃から、宮沢賢治の『注文の多い料理店』は好きな本の一冊です。

　どんな時も、まずは、自分の中にある可能性を信じてください。そして、色々な作品と出会い、そこに描かれている様々な生き方や考え方に触れることで、自分の考えを広げたり深めたりしながら、自分の可能性をどんどん開拓してください。