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改組 新 第2回日展 第5科(書)文部科学大臣賞に文学部髙木茂行(聖雨)教授・特選に本学卒業生4名が受賞。学部生・院生も8名入選。

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文学部髙木茂行(聖雨)教授が文部科学大臣賞受賞

昨年改組新日展と改名し今年より内閣総理大臣賞および文部科学大臣賞の授与が決定した改組新第2回日展において、本学文学部書道学科の髙木茂行(聖雨)教授が文部科学大臣賞を受賞した。
各科内で1名のみが受賞できる大変貴重な賞となる。

作品「駿歩」授賞理由:漢字二字を篆書で表現した大作である。古代文字を長く研鑽された趣が強く感ぜられるが、文字の構造性に留意しながら、白黒の対比、潤渇の配置など現代的感覚の横溢した傑作と見受けた。何よりも線質の強さに驚かされた。(日展ホームページより抜粋)

卒業生4名が特選受賞 学部生・院生8名が入選

同日展において昨年の倉橋奇艸さんに続き、今年は4名の卒業生が特選を受賞した。
8,717点の出品作の中から10点が選出され、そのうちの4名が本学卒業生という近年稀にみる卒業生の活躍である。

受賞者と受賞作品名は下記の通り
岩田 海道(本名修)さん(昭和50年中国文学科卒)「自然」
岩村 節廬(本名和夫)さん(昭和57年中国文学科卒)「聲無小而不聞」
歳森 芳樹准教授(昭和55年中国文学科卒)「白楽天詩」
吉澤 劉石さん(本名龍二)さん(昭和50年中国文学科卒)「旅懐」

また、今年は在学生の活躍も目立った。学部生・院生からも8名が入選を果たした。
日展のホームページによると今年の第5科出品点数は8,717点、入選点数は952点であった。その内、本学卒業生の入選者は94名(書道研究所調べ)となり入選点数の約10%にのぼる。