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書道研究所主催 書道芸術文化講演会~筆師十五世藤野雲平氏~

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千二百年の伝統-甦る「巻筆」と筆文化の伝承

平成23年度書道芸術文化講演会を1月28日(土)大東文化会館大ホールで開催した。
当日は約300名が参加し、北海道や広島県の遠方からの参加者もいた。

今回の講演会は、日中で唯一「巻筆」を制作している攀桂堂(はんけいどう)筆師十五世藤野雲平氏とご子息藤野純一氏に滋賀県から来ていただき、巻筆制作実演他、パネルディスカッションではパネラーとして参加いただいた。

この他にも、三名の講師による基調講演や、巻筆を使用しての席上揮毫、また、大ホールのステージには、特別展示資料として歴代巻筆や巻筆を使用した古筆を展示し、盛況の内に終えることができた。

基調講演

■巻筆と日本の書…村上翠亭先生(元本学文学部教授・元本学書道研究所所長)
■巻筆の歴史と作品…高城竹苞先生(本学書道学科准教授)
■天平写経と巻筆…荒井湧山先生(日展会友)