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日本藝術院会員に髙木茂行(号・聖雨)名誉教授が就任

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日本藝術院は2020年12月4日、新会員に本学の髙木茂行(号・聖雨)名誉教授の就任を発表した。

本学書道関係者での日本藝術院会員就任は髙木名誉教授の師匠でもある故・青山文雄(号・杉雨)教授以来、37年ぶり。

また、本学書道関係の卒業生としては初の快挙となる。

日本藝術院について

日本芸術院は、芸術上の功績顕著な芸術家を優遇するための栄誉機関であり、また、芸術の発達に寄与する活動を行うとともに、芸術に関する重要事項を審議し、これを文部科学大臣又は文化庁長官に意見を述べることができるとされる。

 

1907(明治40)年6月に文部省美術展覧会(文展)を開催するために設けられた美術審査委員会を母体とし、1919(大正8)年9月に「帝国美術院」として創設された。

その後、1937(昭和12)年6月に美術のほかに文芸、音楽、演劇、舞踊の分野を加え「帝国芸術院」に改組されるなどの拡充を経て、1947(昭和22)年12月に「日本芸術院」と名称を変更し、今日に至っている。

(日本藝術院HPより)

 

日本芸術院は、院長1名と会員120名以内で構成される。

院長は芸術に関し卓越した識見を有する者について、会員の選挙によって選ばれ、文部科学大臣により任命される。

会員は芸術上の功績顕著な芸術家について、会員からなる部会の推薦(部会における選挙)と総会の承認によって選ばれ、文部科学大臣により任命される。

部会は第一部(美術)、第二部(文芸)、第三部(音楽・演劇・舞踏)からなる。

髙木聖雨名誉教授について

略歴

現職

公益社団法人日展理事

公益財団法人全国書美術振興会理事長

公益社団法人全日本書道連盟副理事長

読売書法会常任総務・執行役員副代表

謙慎書道会理事長

大東文化大学名誉教授

北京大学書法芸術研究所客員教授

西泠印社名誉理事

寄鶴文社理事長

編著

王鐸墨蹟四種(学文社)

楊峴の書法(二玄社)

「書」の落款ハンドブック(可成屋)

隷書字典(二玄社)

プロに学ぶ書のテクニック「潤渇」(可成屋)

臨書を楽しむ1欧陽詢 九成宮醴泉銘(二玄社)

古代文字レッスンブック(可成屋)

〈増補新版〉楊峴の書法(二玄社)

古典名句を書く「篆書篇」(可成屋)

書道テキスト第八巻 行草書(大東文化大学書道研究所編)

楊伯潤の書画(郁文社)

漢字書道入門(芸術新聞社)

主な作品収蔵先

岡山県総社市

埼玉県東松山市

北京故宮博物院

クリーブランド美術館

メトロポリタン美術館

大英博物館

太宰府天満宮

成田山書道美術館

セイコーホールディング株式会社

大成建設株式会社