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研究報告会

平成27年度秋季「研究班報告会」

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日時
平成27(2015)年11月28日(土)13:00~
会場
板橋校舎 2号館2階2-0221会議室 ※聴講自由
所長挨拶
報告1 13:10~13:40
題 目
中国古代の〈天〉と〈徳〉をめぐって
「中国古代出土資料研究と草創期の学者たち」研究班
報告者
吉田 篤志

周代初期に封建制度が確立すると、礼を基調とした道徳的精神文化が芽生える。周代に作られた『書経』や『詩経』には、殷代には絶対的権威であった最高神の〈天〉に対する懐疑的非好意的な言葉(態度)が現れる。これは周人の宗教的権威に対する抵抗、あるいは優位の表明にほかならない。『書経』周書に散見する〈徳〉の強調は、〈天〉に代わる人間的自覚の主張でもあり、為政者の責任と義務を強く求めるものであった。この為政者の〈徳〉による政治は周王朝統治の原理となり、儒家の政治思想の根源にもなった。近年発見された清華簡「説命」篇にも〈天〉と〈徳〉に対する考え方が見える。報告では伝世文献と出土文献に見える〈天〉と〈徳〉について考察する。

報告2 13:45~14:15
題 目
張伯英『法帖提要』に見る米芾碑帖の真偽
「『法帖提要』所見書人研究」研究班
報告者
中村 薫

碑帖は真迹に一等譲るものの、今日のような写真印刷や電子画像情報のない時代にあって碑帖は貴重なものであった。時とともに原碑は剥落・喪失し帖は散佚するゆえに、しばしば復刻・復元・再編されて伝来した。ゆえに時の経過の中で贋物混入の宿命も併せ持つ。『法帖提要』は多くの歴代碑帖に言及する張伯英(1871-1949)の著名な論考書である。収録される全527項目の内、米芾に言及するもの150項目、米芾の書を収録する碑帖は86項目に及び、その内容は真偽に関する言及も頗る多い。これは米芾の書が重宝されて来たことを物語る反面、偽帖もまた多く流布したことを示す。本研究では『法帖提要』に見られる張伯英の米帖の真偽判定に関する考え方とその実態について考察するものである。

報告3 14:20~14:50
題 目
かな古筆複製にみる特異性 ―曼殊院本と蓬莱切について―
「古筆複製の研究」研究班
報告者
野中 直之

戦前、殊に昭和の初めを中心に、数多くのかな古筆の複製が制作された。中でも田中親美氏の関与されたものは、料紙から厳密に復元し制作されるなど、美術的価値を有するほどであった。この一見すると本物と瓜二つに作られた複製でも、細かく観察するとやはり本物とは異なる点が見えてくる。当時、基本的に手作業で作られたこともあり、同じ出版時のものでも、複製ごとに個体差が存する。また、複製の中には版元や編集者などを替えて何度か出版されたものもあり、これらにもそれぞれ差異が見られるようである。
今般、このような点に着目し、伝藤原行成筆「曼殊院本古今和歌集」と同「蓬莱切」の複製の特異性について報告を行うものである。

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