SDGs

2022.09.06

【学生取材企画】SDGs「フレンドシップかるた」編集委員会が発足しました!

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今年6月に、100周年記念事業の一環として「フレンドシップかるた」編集委員会が発足しました!
この活動は国際的な目標であるSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、大東文化大学も貢献すべく行われています。

 

「フレンドシップかるた」とは?

 

SDGsの17の目標である「11.住み続けられるまちづくりを」、「17.パートナーシップで目標を達成しよう」に関連して行われる、大東文化大学、東松山市、宮城県東松島市をテーマにしたかるたのこと。
この三者間において、お互いを知ろう!紹介しよう!というコンセプトから「フレンドシップかるた」編集委員会が、「100周年記念事業SDGs・地域連携プロジェクト」の下、発足しました。
また、制作の過程で大東文化大学の学生・卒業生や教職員、東松山市・東松島市民の方からのアイディアを取り入れ、1つの「フレンドシップかるた」にすることで、三者の関係性を象徴し、末永く親しまれることを目指します。

 

大東文化大学HP『埼玉県東松山市との連携事業』
https://www.daito.ac.jp/research/region/agreement_list/higashimatsuyama.html

大東文化大学HP『宮城県 東松島市との交流事業』
https://www.daito.ac.jp/research/region/agreement_list/higashimatsushima.html

 

今回は大東文化大学の文学部事務室事務長であり、「フレンドシップかるた」編集委員会代表の中野泰彦さんを取材しました。

 

──SDGsの取り組みでかるたを選んだ理由をお教えください。


「かるた」は子どもからご高齢の方まで幅広い年代で誰もが気軽に楽しむことが出来る日本の伝統遊戯の一つです。そして今回のテーマであるSDGsの目標の中でも「11.住み続けられるまちづくりを」と「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の2本柱を軸としています。また、宮城県東松島市は海苔や牡蠣の養殖など第一次産業が主産業となる街であることから、「14.海の豊かさを守ろう」の項目にも目を向け、限りある資源と海の恵みに感謝するというコンセプトも含めています。

 

──このフレンドシップかるた事業の目標をお教えください。


東松島市は国の「SDGs未来都市」に選定されています。そしてその東松島市とキャンパスが所在する東松山市とは、それぞれが友好都市盟約(ゆうこうとしめいやく)を締結し、大東文化大学は東松島市・東松山市それぞれと地域連携協定(ちいきれんけいきょうてい)を締結しています。三者による(トライアングル)から、友好関係が未来(ミライ)に続く間柄でありたいという意味として、「ミライアングル・プロジェクト」と称し、このかるた制作を通じて互いの地域課題の解決と、先程お話ししたSDGsの3つの目標に合致する社会活動を共同で取り組み、地域社会の発展と活性化に寄与することを目指しています。

 

──大東文化大学、東松山市、東松島市の連携のきっかけをお教えください。


宮城県東松島市は先の東日本大震災で甚大な被害に遭われました。キャンパスの所在する東松山市と東松島市は「山と島の一文字違い」をきっかけとして、発災後すぐに復旧作業の協力を東松山市から東松島市へ申し出がおこなわれました。また東松山市唯一の高等教育機関(大学)として大東文化大学にも協力が求められ、以後「震災復興応援事業」から「東松島フレンドシッププロジェクト」へと名称の変遷を経て今日に至っています。

 

──大東文化大学、東松山市、東松島市の三者でどのように活動していきたいかをお教えください。


「フレンドシップかるた」に関して言えば本学が中心となって、学生・卒業生や教職員、東松山・東松島市民の方からのアイディア(街の特産、自慢、大学紹介)などを盛り込み1つの「フレンドシップかるた」を制作することで、三者の関係性を象徴し、末永く親しまれることを目指します。今後は異世代間交流や地域社会のコミュニティーの形成、学校や幼稚園、保育園などでの教育活動にて役立てていただき、高齢者施設等では健康長寿の一助として使っていただけることを目指しています。そして2023年秋に本学において多くの市民や関係者を招いて「フレンドシップかるた大会」を開催する考えでいます。

 

──大東文化大学の学生に取り組んで欲しいSDGsの活動をお教えください


SDGsの基本的なコンセプトは「未来のために今できることからはじめよう」です。何も特別なことをするでもなく、学生の皆さんには日頃から「もったいない意識」や「他の人々を思いやる気持ち」を持って行動してもらいたいと思います。
例えば、“フードロス”では、世界中で作られた料理の実に3分の1となる13億tが毎年廃棄される一方で、10人に1人の割合で飢餓に苦しむ人々もいます。そのような問題意識を学内で広く醸成し、学生の皆さんと教職員が協働で作り上げるSDGs啓発活動が発足できると良いと思いますし、皆で提案ができる雰囲気を作り上げて欲しいです。

 

──フレンドシップかるたを通してみなさんに伝えたい事をお教えください。

 

「フレンドシップかるた」は、自分たちが学ぶ大学や暮らす街に興味や関心、親しみを持ってほしいとの願いを込めて制作しています。大東文化大学、東松山市、東松島市の三者について読み札で学び、絵札をみて思いを馳せる。そして末永く続く、友好交流の懸け橋となる「かるた」を作り出して行きたいと思っています。

  • 板橋キャンパスの編集委員の方々
(左から、利根川貴大さん(管理部管理課)、宮﨑未彩さん(100周年記念事業推進室)、中野泰彦さん(文学部事務室))
板橋キャンパスの編集委員の方々 (左から、利根川貴大さん(管理部管理課)、宮﨑未彩さん(100周年記念事業推進室)、中野泰彦さん(文学部事務室))
  • 東松山キャンパスの編集委員の方々
(左から、天野友彦さん(東松山教務事務室)、阿部早百合さん(東松山学生支援課))
東松山キャンパスの編集委員の方々 (左から、天野友彦さん(東松山教務事務室)、阿部早百合さん(東松山学生支援課))

おわりに

中野さんありがとうございました!
「フレンドシップかるた」の活動が今後どのように行われていくのか、引き続き取材していきたいと思います。

                                

                                     (学生取材企画Bグループ)

 

※本記事は100周年記念プロジェクトを学生が取材、発信していく「学生取材企画」によるものです。

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