大東文化大学は書道教育に力を入れており、書道を教育ブランドとして掲げております。
そうしたことから、古くから”書の大東”と呼ばれております。
2022年から3年間年にわたり、本学100周年事業のイベントとして、
板橋区との地域連携事業「板橋区書き初め大会in大東文化大学」を実施してきました。
今回も板橋区教育委員会協賛のもと、2026年1月に「板橋区書き初め大会in大東文化大学」を2年ぶりに開催いたします。
書き初め大会で書き上げた作品は審査を行い、
特別賞(「大東文化大学学長賞」「板橋区長賞」「板橋区教育委員会教育長賞」「大東文化大学第一高等学校学校長賞」「大東文化大学書道研究所所長賞」)「金賞」「銀賞」「銅賞」を決定します。
特別賞に選ばれた作品は板橋区役所にて展示されるほか、大学が発行する本イベントを記念する新聞(特集号)に、特別賞受賞者の作品写真や全参加者のお名前を掲載します。
ぜひこのイベントに参加してみませんか。
詳細は、本イベントの実施要項または本学HPをご覧ください。
概要
小・中学校の国語科(書写)の新学習指導要領には「我が国の伝統文化である書き初めに取り組むことなどを通して、書写の能力が生活の中の様々な行事に生きていることを実感することも大切である」と、〝書き初め〟について明記されています。
大東文化大学では、「文化で社会をつなぐ大学」を目指し、さまざまな教育活動に取り組んでいます。その一つに、キャンパス所在地である東京都板橋区との官学連携事業を模索していました。これまでに大東文化大学と板橋区は、2015 年に「大東文化大学と板橋区教育委員会との連携に関する協定」を締結しています。教員を目指す学生を区内小中学校に学習支援ボランティアとして派遣し、学校現場における指導のサポートを行う事業や、大東文化大学で学ぶ留学生を対象とした防災訓練の実施等、さまざまな取り組みを実施してきました。
近年、書道界のみならず官民全体で”書道”を「ユネスコ無形文化遺産」に登録しようと取り組んでいます。その取り組みが認められ、2021年には国の「登録無形文化遺産」に登録されました。そして、2025年3月には文化審議会無形文化遺産部会で提案候補に選定され、日本政府から昨年に続いてユネスコに提案書が提出されました。早ければ2026年12月ころには書道界の悲願であるユネスコ無形文化遺産に”書道”が登録されることになります。
本イベントにより、新学習指導要領に明記された我が国古来の伝統や文化である〝書き初め〟を継承・発展させていくことは、「書道」を大学の教育ブランドと位置付けている大東文化大学が果たすべき責務と認識しています。
書き初め大会を通じて、児童・生徒が
①日本の伝統文化「書道」および「書き初め」を振興・継承する
②「本物の書」に触れる
③筆で文字を書く楽しさを体感する
ことを通じて、書道への理解を深めていただきたいと願っております。
皆様からのご参加を心よりお待ち申し上げます。
内容
主 催:大東文化大学
協 賛:板橋区教育委員会
日 時:2026年1月25日(日)13:00〜
定 員:328名
会 場:大東文化大学板橋キャンパス
参 加 料:無料
参加資格:
□原則、板橋区立の小・中学校に通学している児童・生徒 ※原則、小学生は4年生以上
□参加可能数を中学校は一律配分、小学校は各校の児童数に応じて割当数を算出し配分しています
□参加児童・生徒の選出、学年の振り分けは各校に一任します
課 題:
教育会国語部書き初め大会の課題と同様(4 年:「美しい空」、5 年:「新春の光」、6 年:「緑の大地」、7 年:楷書「成功の暁」行書「平和祈念」、8 年:楷書「友情を誓う」行書「光輝を放つ」、9 年:楷書「雄大な自然」行書「生命の尊重」))
申込方法・申込期間:
申し込みは各校ごとに取りまとめて行います 申込方法および校内の申込期間については、通学している学校の先生にご確認ください(児童や生徒、また保護者からの直接申し込みはできません)
書き初め用紙:
教育会国語部書き初め大会と同じサイズの書き初め用紙を当日配布(小学生:縦68 ×横19㎝ 中学生:縦102 ×横27.5㎝)
持ち物:
書道セット(大筆、小筆、墨液、硯、文鎮)
※書き初め用紙(5 枚)および毛氈(下敷き)、作品乾燥用の新聞紙は大学が用意します
その他、それぞれが必要と判断したものをご持参ください
コンクールについて:
□当日配布の書き初め用紙5 枚に揮毫し、その中から自身で1枚を選び提出してください
後日、板橋区および大東文化大学で審査をし、褒賞を決定します
□特別賞の作品は板橋区役所内にて展示します(3月中旬予定)
□本大会の特集号(新聞)を制作し、特別賞受賞者の作品、顔写真、本人コメントを掲載予定
特集号には全参加者の名前くを掲載のうえ、参加者分の新聞を後日各校に送付します
□板橋区や大東文化大学での表彰式は実施しません 各校にて表彰をお願いします
褒 賞:
「特別賞(大東文化大学学長賞、板橋区長賞、板橋区教育委員会教育長賞、大東文化大学第一高等学校学校長賞、大東文化大学書道研究所所長賞)」、「金賞」、「銀賞」、「銅賞」
※特別賞受賞者には賞状を授与し、作品を表具した上で各校にお送りします
「金賞」、「銀賞」、「銅賞」の作品返却は行っておりませんので、予めご了承ください
注意事項:
□参加のお問い合わせは、各小・中学校にお願いします(実施要項、チラシは各校に配布済)
□本大会全般のお問い合わせは本学書道研究所までお願いします
参加確定後、参加者が止むを得ずキャンセルする場合は、速やかに大東文化大学へ連絡をお願いします
□本大会の参加者名・学校名、イベント当日に本学が撮影した写真などは大東文化大学発行物(ホームページ含む)、その他本学が認めた広報活動にて活用(公開)いたします
参加をもって同意したものとみなしますので、ご了承ください
□大会当日は学校単位で場所を指定し、全員指定された場所で揮毫します
□予告なく内容が変更になる場合がありますので、予めご了承ください
□提出した作品は返却しません(特別賞除く)
□予告なく内容が変更になる場合がありますので、予めご了承ください
タイムスケジュール
割り振り学校名
大東文化大学と書道の歴史的背景
〝書の大東〟としての始まりは、昭和から平成にかけて書壇に一時代を画した書家の故・青山杉雨教授(文化勲章受章)が1950年代後半より大東文化大学で教鞭を執られてからになります。
その後、大学の主旨である「東洋文化の振興」に基づき、1969 年に書道を社会的に貢献させるため書道文化センター(現:書道研究所)が開設され、初代所長に青山教授が就任されました。
青山教授が就任されてからは「書道の振興と書技の向上」を目的とし、これまで一般や高校生を対象にした書道講座や今年66 回を迎える全国規模の展覧会など、さまざまな事業を展開してきました。書道研究所は今年で設置57 年と半世紀以上の歴史を誇ります。
また、2000 年には全国の大学で初の「書道学科」が開設され、今年で26年を迎えます。全国で活躍している卒業生も多く、日本最大の総合美術展覧会である日展では、例年光彩を放つ結果を残しており、青山教授のイズムは卒業生に脈々と継承され続けています。
このように、大東文化大学は書道と根強く関係しています。
問い合わせ先
大東文化大学書道研究所内「板橋区書き初め大会 in 大東文化大学」 係
〒175-8571 東京都板橋区高島平1-9-1
Tel:03-5399-7345 Fax:03-5399-7346
E-mail:shodoevent@jm.daito.ac.jp
個人情報の取り扱いについて
本学では、個人情報の保護に関する法律を遵守し、個人情報の適正な取り扱いおよび最善の管理対策を講じるよう努めております。本企画にてご提供いただいた個人情報は、「学校法人大東文化学園個人情報の保護に関する規程」にもとづき運用され、本企画や書道研究所のイベント関連の案内をさせていただく際に利用させていただきます。


