まんなか学部

2021.01.18

地域の現場でリアルに学ぶ。政治学科「政治学インターンシップ」インタビュー③

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 政治学科の「政治学インターンシップ 」についてのインタビュー第3回です。前回に引き続き、東北被災地研修に関する特徴、さらに「政治学インターンシップ」の今後の展望について伺いました!

 

各研修での特徴②~東北被災地研修~

東北(宮城・岩手)被災地研修

中根准教授中根准教授 研修での様子研修での様子

政治学科 中根 一貴准教授  東北(宮城・岩手)被災地研修担当(以下中根先生):

 東北被災地研修は、主に宮城県と岩手県南部の太平洋沿岸部をフィールドにして、東日本大震災とその後、防災について考えます。
 この研修は、河北新報社にて報道部長や「防災・教育室」室長を歴任され、現在では宮城教育大学防災教育研修機構(311いのちを守る教育研修機構)において震災伝承や防災教育に取り組まれている武田真一先生のご協力なしには語れません。

 津波被害の甚大だった各地を回って様々な方からお話を伺いながら、「防災ってなんだろう」「いのちを守るということはどういうことか」ということを学びます。教育現場を取り上げることが多いですので、教員を目指そうとしている学生へ特におすすめしています。東日本大震災よりも前から防災について考えていた先生たちや震災発生後にこどもたちの命を守ろうとした先生たちのことを考えることは、教師になったときに必ず役に立ちます。
 また、震災後における街づくりや地域の活性化も研修でのテーマの1つです。「課題先進地」とも表現できる現地を訪問すると、「復興とは何か」「これからの地域社会をどうしていくのか」という社会・経済・政治的な問題も考えることになります。そんなことを視察先で一緒に考えられればと思います。

 

  • 東北被災地研修現地での風景 東北被災地研修現地での風景

ディプロマポリシーにつながる科目として大切にしていることとは。そして今後の展望について

加藤学部長加藤学部長

----それぞれの研修の特徴について、担当の先生方からお話ししていただきましたが、共通する点はどのようなところと言えるのでしょうか?

 

法学部長 加藤 普章教授: いずれの研修も、中立な立場から多種多様な意見を聞くことを大切にしています。また、現地メディアや現場と深くかかわる方々との連携をすることで、学生たちは上質な生の情報に触れることができるようになっています。
 政治学科のディプロマポリシーに「よりよい政治や社会のあり方について、広い視野に立って自分とは異なる意見を持つ人とも議論することができる」というものがあります。「政治学インターンシップ」はまさにこのディプロマポリシーにつながる科目といえるでしょう。

 ----ありがとうございました。それでは最後に、さらにどのようにこちらの科目を広げていきたいとお考えですか?

 

政治学科 藤井 誠一郎准教授​: そうですね、まずは何とか体制の拡充は図れないものかと考えています。
 もちろん、我々も学生を預かる身ですから、気を付けて色々準備をします。とはいえ、やはり突発的なトラブルが起きるときは起きます。そんな時でも学生が学びに集中できるよう、フォローアップするスタッフを増やせないかと考えています。

 

政治学科 武田 知己教授(以下武田先生):  広がりという面では、せっかくこうして全国の各地域とつながりましたので、そういう場所やテーマごとに他の学部や大学の部署と提携していくこともいいのではと考えています。

 昨年度からはキャリアセンターを通じた学生の応募を行いました。以前は、図書館職員にご参加いただいたこともあります。我々教員も学生たちと共に現地で学んでいます。フィールドに立つと我々も専門外のことが出てくる。教員にとってのアクティブラーニングにもなっていると感じます。教員間での協力ができるのであればやってみたいと思っております。インターカレッジもよいアイディアで、今まで琉球大学や沖縄国際大学の先生にご協力をいただいたことがございました。 

 

中根先生: 今年で5年目になりました。訪問するたびに現地は多かれ少なかれ変わっています。ですので、視察先となっている各地域を定点観測しているような感覚ももっています。

 このことは、自分自身のやってきたことや視点の変化の振り返りにもつながっています。私の専門はヨーロッパ政治史と東中欧地域研究なのですが、歴史や地域について考えるときにこの研修での経験が役立っている気がしています。

 東日本大震災の被災地がかかえる問題の様相も変わっていくので、引き続き関わっていければと思います。

 

武田先生: これからもどのようにしたら地域と学生にとって良い学びになっていくのかを模索しながら続けていきたいと思いますので、多くの学生にぜひ参加してほしいですね。

 

----今後も大きく広がっていくことを期待しています。ありがとうございました! 


☆「政治学インターンシップ」 は政治学科の科目で他学部他学科開放科目となっています。
2021年度は(1)東北(宮城・岩手)被災地研修、(2)福島研修、(3)登別での政策デザイン研修(2年生向け)、同(3年生向け)、(4)安全保障研修(希望者は沖縄研修も可能)、(5)沖縄研修を行います。現実の問題に取り組むジャーナリストや公務員などを志望する学生、また将来教員として社会科・公民などを教えたい学生の参加を特に歓迎します!

興味のある本学の学生はシラバスをご参照ください。また、授業内容に関するお問い合わせは法学部事務室までどうぞ。

 

※本インタビューは、新型コロナウイルス感染予防対策を施した上で行われました。
 

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