活躍する大東人SP

2022.08.25

活躍する大東人100周年記念スペシャル #1 深瀬理香子さん

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1923年(大正12年)の設立以来、多くの優秀な人材を輩出してきた大東文化大学。
年代も活躍する分野も多様な本学の卒業生たちに、大学時代の思い出から現在の活動スタイルまで、貴重な話をお聴きしました。

 


深瀬 理香子 さん
外国語学部英語学科 2019年度卒業
スポーツ・健康科学研究科スポーツ・健康科学専攻 2021年度修了
フィギュアスケート選手


【深瀬理香子・立野在組】
 2014~16年全日本ジュニア選手権3連覇。
 2017年世界ジュニア選手権13位。
 2017年全日本選手権3位。2018年4大陸選手権11位。
 2018年平昌オリンピック日本代表補欠。

【深瀬理香子・張睿中オリバー(カナダ)組)】
 2019年全日本選手権2位。2020年4大陸選手権13位。
 2020年NHK杯2位。2020年全日本選手権3位。


 

シングルからアイスダンス、

そしてカナダ代表のシンクロチームへ。

競技は変化しても変わることのない

フィギュアスケートへの情熱。

 

──深瀬さんが大東文化大学へ進学した理由を教えてください。

 

深瀬:高校2年生の時から、現在も活動拠点にしているカナダのケベック州にあるモントリオールで生活をしていました。ケベック州はカナダで唯一、フランス語が公用語なのですが、大東文化大学の外国語学部英語学科には、フランス語と英語を半分ずつくらい学べるコースがあったので、当時の私に一番合った最善の選択だと考えて進学しました。

 

──まさに深瀬さんにぴったりの学部だったんですね。競技と学業の両立は大変なことも多いと想像します。

 

深瀬:簡単ではなかったですね。先生や友達に本当に助けてもらいました。勉強は練習の合間や週末を利用して、まとめてやっていました。でも、授業で習ったフランス語を街で使ってみたり、スケートの先生とのレッスンでは英語で話したりと、学んだことをそのままカナダでの生活で実践できて、とても貴重な経験でした。

 

──学部を卒業後は大学院へ進学されました。

 

深瀬:将来、スケートの指導者になるための研究をメインにできたらと思い、スポーツ心理学を学べるスポーツ・健康科学研究科へ進学しました。学部からスポーツ科学を学んできた人たちが周りに多い中で、私は外国語学部出身。先生方とも相談しながら、少しでも追いつこうと学部の授業を受けさせてもらったりもしていました。

 

──フィギュアスケート選手としての深瀬さんについて教えてください。

 

深瀬:これまでアイスダンスという競技を続けてきましたが、今シーズンからシンクロナイズドスケーティングという、1チーム16人で演技をする競技に転向して、カナダ代表のチームに入って今年(2022年)の5月から練習を開始したところです。

 

──アイスダンスからシンクロという競技へ転向した理由は何ですか?

 

深瀬:もともとシンクロにも興味があったのですが、いままではもう少しアイスダンスをやっていたい気持ちの方が強かったんですよね。ただ、パートナーが引退したりと状況が変化する中で、シンクロを本格的にやってみることにしました。以前はシングルもやっていましたし、アイスダンスも計10年弱くらい続けていました。さらにシンクロもやって、3種類の競技を経験できたら面白いと考えたのも大きな理由のひとつです。

 

──大学時代の学びや体験など、いまに活かされていると感じることはありますか?

 

深瀬:語学はもちろんですが、学部時代に舞台芸術について学ぶゼミで、映画『ラ・ラ・ランド』を題材に卒業論文を書きました。その過程でいろいろな映画や舞台を比較しながら観るうちに、自分のスケートの演技につなげられないかと探したりもして。ゼミの授業はそんなきっかけも作ってくれました。

 

──『ラ・ラ・ランド』の楽曲はアイスダンスのプログラムでも使用されていましたよね。

 

深瀬:はい。卒業論文と競技とが線でつながった瞬間でした。また、大学院では指導法に関する研究の中で、実際に私を教えてくれているカナダの先生たちにもインタビューをしたのですが、教える側としての視点を少し知ることができ、視野が広がり、これも自分自身の競技に良い影響を与えました。

 

──学生生活で最も印象に残っているのはどんなことでしょうか?

 

深瀬:大学ならではの大きな教室で授業を受けたことや、休み時間に友達とおしゃべりしたり一緒にスクールバスに乗ったり…、そんな些細なことが良い思い出となっています。

 

──競技者としての、今後の目標や展望について聞かせてください。

 

深瀬:いまそんな私が所属するシンクロのカナダ代表チームは、昨シーズンの世界チャンピオンなのです。強いチームに入っているので、皆の足を引っ張らないように練習して、切磋琢磨しながら励んでいきたいと思っています。

 

──将来は指導者になりたいというお話もありました。少し先のことになりますが、そちらについてはいかがでしょう。

 

深瀬:世界の超一流の先生方から習ってきた技術を、私も後輩たちに教えられたらいいなと思います。カナダでは日本とは違って、現役選手が指導者を兼ねることができるのです。まずはカナダで競技を続けながら先生としての実績も一緒に積んで、引退後は日本に戻って指導者の道に進めたらと考えています。シングルやダンス、シンクロまで、いろいろな競技に指導する立場として携わりたいですね。

 

──最後に後輩たちへのメッセージをお願いします。

 

深瀬:学部と大学院の計6年間、大東文化大学でさまざまなことを学ばせていただきました。それは先生方のご指導や支えがあってのこと。そのことに、学生時代にはあまり気づかなかったのですが、思い返すととても貴重な体験で、先生方にはとても感謝しています。いま学生の皆さんも、そんなことも考えながら、貴重な学生生活を楽しんで過ごしてください。

 


 

【活躍する大東人100周年記念スペシャル】
 深瀬理香子さん メッセージ動画
 (スポーツ・健康科学専攻2021年度修了)

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